Warning: Undefined array key 6 in /home/yage/nekokurage.com/public_html/wp-content/themes/first/functions.php on line 506
会社の飲み会で新名に苦しみを打ち明け泣いてしまったみちは新名に抱きしめられ、意識してしまう。しかし、何故か新名は翌日みちを避けるような態度を取り、みちは落ち込む。そんな中みちは夫、陽一から『大切に思っている』と伝えられるもそれを喜ぶことはできなかった。
一方新名は多忙な妻、楓に…。
前回の記事はこちら
→【漫画】あなたがしてくれなくても8話【感想・ネタバレ・考察】みちを無視する新名、そして陽一はみちに愛情を伝えようとするが…
関連記事はこちら
→あなたがしてくれなくても、登場人物・キャラクター最新まとめ~wikipediaより詳しく、ネタバレあり
スポンサーリンク
Contents
以下、あらすじ
多忙な妻、楓を支える新名誠
帰宅した楓は疲れており、新名誠はカモミールティーを入れてやる。雑誌の編集者をしている楓は元々忙しかった上、最近副編集長になったばかりで一層多忙になったのだ。新名は楓の為に肉野菜炒めを作っていたのだが、楓は夕飯は外で済ましたようで、『明日食べるから冷蔵庫にしまっておいて』と言う。そして、『誠に頼み事があった』と思い出すのだ。
楓の大学時代の友人が出産したのだが、忙しいので代わりに出産祝いを送っておいてほしいと言うのだ。快諾した新名は『後で名前と住所を送っておいて』と答える。忙しくてすっかり忘れていたとソファーで伸びをする楓に『編集の仕事って大変だね』と言った新名。しかし、いつの間にか隣に座る楓は眠ってしまっており、新名はそんな楓を見て寂しそうに笑うのであった。
スポンサーリンク
一方、新名の真意が分からないみちは新名とちゃんと話したいと思うが…
一方、新名に抱きしめられた翌日、明らかに避けられたみちは新名の真意が分からず、会社で新名の姿を見かけると背を向けてしまう程、意識し悩んでいた。
これからも仕事で顔を合わせ続ける以上、新名の真意を知りちゃんと話したいと思うみち。帰り道、新名に電話をしようとして、我に帰る。
私 こんなに新名さんの事気にして、何を期待しているんだろう…
あなたがしてくれなくても9 ハルノ晴 12/23
新名には妻がいる、そして自分にも陽一がいる。新名が自分を抱きしめたのは”レス”の気持ちが分かるから優しくしてくれただけで、そこに異性としての好意はない…そう自身にみちは言い聞かせる。しかし、携帯にメッセージが来て、それが陽一からのものだと分かると、『なんだ、陽ちゃんか』とガッカリしてしまうのであった。
忙しい妻、楓の冷淡な態度に傷付く新名
帰宅した新名は肉野菜炒めが冷蔵庫に残っていることに気付く。楓は忘れたのか結局食べてくれなかったのだ。その後帰宅した楓は夕飯を買ってきていた。
着替える楓に新名は出産祝いの件について話しかける。出産祝いを出そうとした新名だったが、相手の電話番号を楓から聞きそびれていたのだ。『明日送るから食べた後でいいから相手の電話番号を教えて』と言う新名に『うん』と返事をした楓。
しかし、洗濯物をし終えた新名が食事を終えた楓に『電話番号教えて』と言うと『何の?』とキョトンとする。『出産祝いの人の電話番号』と再び新名が言うと、『ごめんごめん』と言いながら調べ始める楓。そのとき新名が咳をする。風邪を引いてしまったのだ。すると楓はこう言うのであった。
「やだ―うつさないでよ」
あなたがしてくれなくても9 ハルノ晴 19/23
「今 仕事休めないんだから」
新名はそんな楓に申し訳なさそうに笑うことしか出来なかった。
一方、その頃みちは陽一がまだ帰ってこないため待つのをやめて一人でリビングのソファで寝ることとした。別々に寝る様になってしまったみちと陽一。
陽一は結局する気はなく、きっともう本当に一生することは無いのだろう…そう思うみちはふと新名のことを考えた。
…そういえば新名さんもレスなんだよなぁ…
あなたがしてくれなくても9 ハルノ晴 21-22/23
どうしてなんだろう…
その頃、新名も楓に風邪をうつさないため、みちの様に一人リビングのソファで横になっているのであった…。
スポンサーリンク
以下、感想と考察
無関心と冷たさが刺さる楓の態度
前の回から登場した新名誠の妻、楓。編集者という、いかにも忙しそうな職に就いている彼女は家事や雑事を夫である誠に任せきりな様だ。まあ、別にそれ自体は男女逆だとよくあることだから責めるところではないのだろうけど、忙しすぎるがゆえの『意識がここに無い』感が辛い。誠の話も確かに聞いているのだけど、意識が他所(仕事)に行ってるから頭の中に残らない。誠の風邪を知っても彼を心配するよりも前に、自身がうつされて仕事に支障が出ることを恐れてしまう…。酷いのだけど、そこに悪意などが全くないことが窺えるから何とも言えなくなる…。いや、酷いんだけどね!!