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みちは会社の飲み会で自身の苦しい感情を新名に打ち明けたところ、新名から抱きしめられ、意識してしまうようになった。しかし、その翌日新名から避けられてしまい、みちは新名の真意が分からず、悩み落ち込んでいた。
一方新名は雑誌の編集者をしていて多忙な妻、楓の無関心な態度に傷付いていた… 。
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Contents
以下、あらすじとネタバレ
新名の妻について推測する華を見たみちは自身が新名のことを何も知らないことに気付く
会社でみちは後輩の華から突然『新名さんの奥さんがどんな人か知ってますか?』と尋ねられる。ここ最近新名を意識していたみちはドキッとするが、みちも新名の妻のことはあまり知らない。華は『新名さんみたいな真面目なタイプを落すには分析と対策が必要』だと言い、『経験上、奥さんと逆タイプで攻めると落ちやすい』と語った。そんな華に思わず感心してしまうみち。みちが『キャリアウーマンっぽい事を言っていたような気がする』と言うと華は『だとしたら私にチャンスがあるじゃないですかー』と喜ぶ。『奥さんは絶対にキツイタイプで新名さんは家庭で尻に敷かれてます。絶対に不満を抱いているはずだ』と推測する華にみちは仰天しながらも気付くのであった。
私って新名さんの事何も知らないな
あなたがしてくれなくても10 ハルノ晴 7/23
レスの原因も…
奥さんのことも…
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父の顔色を窺ってばかりだった母の様になりたくないと思っていた新名は楓の顔色を窺う自身に嫌気が差す
帰宅途中新名は母から掛かってきた電話に出ていた。『今度の法事に楓さんは来れるか』と尋ねる母に『楓は多分仕事で無理だと思う』と答える新名。母はそれを怒るわけでもなくむしろ『いいのよ。副編集長なんて誰でもなれるものじゃないし才能があるのよ、お母さんとは大違い』と褒める。それを聞いた新名は複雑な表情を浮かべる。
新名はずっと心の中で専業主婦の母親を『かわいそう』と思っていた。父の顔色を伺い続け、自分の意見を言わない母親が犠牲になっているように見えていたのだ。
そして、それもあってか新名は楓に惹かれた。自身を主張するファッションをし、自立し夢を持ち仕事に邁進する楓。新名はそんな楓を支えていきたいと思っていたのだが…。
帰宅し新名が夕食を作っているとそこに楓が帰宅した。楓は明らかに落ち込んでいる様で、新名は『何かあったの』と尋ねるが楓は『別に…』と力なくソファに座り込む。『嫌なことがあったらいつでも言って』と新名が肩に触れようとすると、楓はごめんと言いながら新名の手を払い『放っておいて』と言ってリビングから去っていく。
俺はいつの間にか彼女の顔色ばかり窺っている
あなたがしてくれなくても10 ハルノ晴 14/23
かわいそうだと思っていた母のように…
自分から新名に挨拶したみち…するとその晩、新名からメッセージが来る
会社の廊下を歩いていたみちは向こうから新名が来るのに気付いて動揺する。『また無視されたらどうしよう』…そう思い引き返しかけたみち。しかし、
「お疲れ様です」
あなたがしてくれなくても10 ハルノ晴 17/23
そう新名に挨拶してみちは彼の反応を見ることもなく素早くその場を去った。
『逃げ回ったって何かが変わるわけではない』そう思ったみち。新名は元々ただの会社の先輩にしか過ぎない。今まで通り接すればいいだけなのだ。みちは自身に『これでいいんだ』と言い聞かせた。
そして、そんなみちの後ろ姿を驚いたように新名は見つめるのであった。
帰宅後、夕食を作っていたみちの携帯に陽一から『今日も遅くなる』とメッセージが来る。今まで残業なんてほとんどしなかったのに最近帰りが遅い陽一。『私と離れるつもりはないと言ってたのに、わざと避けているんだろうか』と考えるみち。何だか泣けてきてしまい、その場に座り込んでしまう。
何も上手くいかない
あなたがしてくれなくても10 ハルノ晴 22/23
全然ダメだ
私の人生こんなハズじゃなかったのに…
するとみちの携帯に再びメッセージが届く。メッセージはなんと新名からで、そこには『突然ですがお会いしてお話しできないでしょうか?』と書かれていたのだった…。
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以下、感想と考察
妻の顔色を窺う生活に疲弊する新名誠
『奥さんは絶対にキツイタイプで新名さんは家庭で尻に敷かれてます。絶対に不満を抱いているはずだ』 …緩いようで鋭いな華ちゃん。大体当たってるやん。
『気遣いをする』のと『顔色を窺う』の境界はどこだろう?一緒に暮らすにあたって互いにある程度気を使うのは必要だと思うけど、新名家の場合は夫である誠だけが気遣いしていて、妻の楓は何もしていない。新名がいう所の”フェア”さが無くなるとそれは”気遣い”ではなく”顔色を窺う”になるのだろうか。
そして、新名はみちに『会って話がしたい』と連絡する。果たしてその真意は…?
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