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抱きしめられた翌日新名に避けられたことを引きずっていたみちであったが、『新名に対して今まで通りに接しよう』と自身に言い聞かせる。
一方、新名は多忙な雑誌編集者の妻、楓の冷淡な態度と、そんな楓の顔色ばかりを窺う生活に嫌気が差していた。そして新名はみちに『会って話がしたい』とメッセージを送るのであった…。
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→【漫画】あなたがしてくれなくても10話【感想・ネタバレ・考察】妻、楓の顔色を窺う生活に嫌気を感じる新名、そして落ち込み続けるみちの元に…
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Contents
以下、あらすじとネタバレ
新名の話を聞くのが怖い…そう思いながらもみちは新名が待つバーに向かう
仕事中にため息をついてしまうみち。昨夜新名からメールを受け取った際、一瞬喜んだものの、すぐに『話とは何だろうか』と不安になった。
みちは同じタイミングでため息をついた華に『どうかしたの?』と尋ねる。華は今晩大学時代の友人達と女子会があるらしいが、どうも気乗りしないのだと言う。
『男のいない飲み会なんてつまらない』
『女子会に行くのはインスタのためで、男は同性の友達が多い女に安心するから、インスタで女子友が多いアピールをするため』
『女の友情は信じてないんですよね』
そう淡々と言ってのける華に絶句するみち。『私のことを度々飲みに行こうと誘うのは何故?』とみちが尋ねると華は『先輩は既婚者で真面目だから飲んだ先で出会った男を取り合いしなくていいからです』と笑顔で答え、みちはそんな華の『ぶれなさ』に感心するのであった。
私なんて今自分がどうしたいのかもわかってないのに
あなたがしてくれなくても11 ハルノ晴 7/23
陽ちゃんの事も新名さんの事も
話を聞くのが怖い…そう思いながらもみちは新名が待つ、バーに向かうのであった。
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バーで新名はみちに本心を打ち明ける…新名の力になれていたことに喜ぶみち
『お疲れ様です』とお互いに言い合い、新名の横に座ったみち。以前、このバーでお互いにレスだと打ち明け合った。『私はそれに甘えすぎていて、それが新名さんの負担になっていたのだろうか』と沈黙の中でみちは考える。すると、新名が『吉野さん』と口を開いた。
「先日は軽率な行動をとってしまって申し訳ありませんでした…!」
あなたがしてくれなくても11 ハルノ晴 11/23
「合わせる顔がなくてあなたを避けてしまいました。大人気なかったと思っています」
そして、新名はあの時泣き出したみちを見て『自分を見ている様でとても辛く感じた』『吉野さんと自分を重ねて、自分を慰めたかったんだと思います』『それで吉野さんを抱きしめるような事をしてしまい、すみません』と謝るのであった。
みちは新名の言葉に驚きつつも、『いいんです』と答えた。『新名さんの行動が自分のためのものだったとしても、あの日、傷付いた私の心に気づいてくれたのは新名さんだけだった…』そうみちは心の中で呟く。
新名は『吉野さんを慰めたかったのも本当で、パートナーから拒絶されることの辛さや苦しみが痛いほど分かる』と言い、みちに向かって言う。
「吉野さん オレは前に進む為に旦那さんと向き合おうとしている吉野さんにずっと勇気づけられていたんです」
あなたがしてくれなくても11 ハルノ晴 15/23
たった数回妻から断られただけで引きずってしまった自分のことを『臆病者』と評した新名だが、みちを見てもう一度妻とちゃんと向き合おうと考えていると語った。
そんな新名の話を聞いたみちは『陽ちゃんとの関係は進展してないし、一人虚しくもがいているだけだと思っていたけど、それが新名さんの背中を押せたのなら意味があったのかもしれない』と思った。
「新名さんの役に少しでも立てたのならうれしいです」
あなたがしてくれなくても11 ハルノ晴 20/23
そう満面の笑みで新名に答えたみち。新名はそれに少し驚いた表情を浮かべたものの、すぐに微笑み返すのであった。
しかし、帰りの電車でみちは落胆する…その理由は…
しかし、帰りの電車でみちは少し落ち込んでいた。『新名さんの気持ちがわかったよかった。やっぱり誠実な人だ』そう考える一方でこう思っていたのだ。
心の奥底で新名さんが私を抱きしめてくれた理由が他にあるかもしれないなんて思ってた
あなたがしてくれなくても11 ハルノ晴 22/23
なんてバカなんだろう…
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以下、感想と考察
新名に惹かれつつあるみち
大方そんなところだろうとは思ってたいたけど、気まずいから避けるってどうなんだ、新名。でも、よくよく考えると新名がみちを避けたのは一回だけで、あとはみちが一人で悶々としていただけなんだよな…。寂しくてつらい時に抱きしめられたのが大きいのか、みちはハッキリと新名に好意を持ちつつある。
それにしても、ぶれない華ちゃん。ここまで徹底してると好感持てるな。それにしても、みちが新名と親しくなりつつあることを知ったらどうなるのだろうと心配になる…。
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