2019年8月前半の雑記~『偽装不倫(ドラマ)』『進撃の巨人29巻』の感想など

進撃の巨人29巻表紙

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アニメにおける中学二年の描き方について

8/2「“セーラームーン“のうさぎ達と“ヱヴァンゲリヲン“の綾波レイ達と、“プリキュア”と“まどかマギカ“のまどか達は同じ中学二年だよ」と言っても実母が全然信じてくれない。
実母はニコニコしながら「セーラームーンとヱヴァは高校生、プリキュアは小学生、まどかは中学生」と宣う。仕方がないのでWikipediaなどを見せつつ説明したら、「えっ嘘でしょ!」と騒いでいた。

90年代前半と2000年代以降では中学生二年生の描き方って全く変わっているよね。本当に。 
90年代はまだ“ロリコン”がファッションとして許されている風潮もあって、中学生は実寸大より大人に描いてかつ性的な部分を描いてもオーケーな感じだった。『ふしぎ遊戯』の美朱も中学三年生だったな…。
2000年代半ば位からは中学生は実寸大より幼く(キャラデザ的に)書くのがトレンドになって、そのまま今に至るというところだろうか。性的な部分はあまり描かれない。“ロリコン”文化自体はまだ続いている訳だけど、この『中学生』に求めるものがアニメで変わっていったのは何故なのだろう。社会全体が『まだ中学生って自立を求めるには早くて保護すべき存在だよね』という方向に変わったのだろうか。誰かその辺り詳しく語ってないかなー。
ちなみに、ちょっと前に二十歳そこそこの子が「セーラームーンってエロアニメでしょ?リョナありの」と言ってるのを聞いて、なんだかショックを受けてしまった。…そうか、そう見えちゃうんだ、若い子には…。

『スパダリ』って何ですか?

8/7 スマホをいじっていると出てくるマンガの広告で『スパダリに愛されすぎて困っちゃう♡』みたいなのが時々出てくるのだが、
…『スパダリ』って何?
え、何だかこんな風に『知ってて当然』みたいな感じで出てくると、ちょっと不安になる。知らないの私だけなの!?って。

という訳なので意味を調べた。
『スーパーダーリン』の略らしい。要は『イケメンで高身長で、高学歴、高収入。あと、家事もできたりもするし、大人の包容力や余裕がある』という男性をさすらしい。そうなんだ…。

というか、宣伝に出てきたのはいわゆる”ノーマル”なマンガだったのだが、元はBL用語、腐女子の世界の言葉だったようだ。腐女子、BL好きな友人は多いけどこの言葉は全然知らなかった。

何か色々と思う所はあるけれども、男性でも女性に対して『身長はそんなに高くないけど、足は長くて、巨乳だけども体重は40キロ代前半で、共働きだけど家事は全てやってくれる上に料理上手』みたいなことを本気で望む人がいる位だから、女性が創作の中でそういう男性を望むのくらいは、まあ、許されていいんじゃないかな…と思う。

ちなみに上述の広告の漫画はRenta!で会員限定無料になってたから読んだけど、私の趣味ではなかった。個人的に苦手な設定(身内で成り代わり等)が重なり過ぎてて、キツかった。

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マンガ『進撃の巨人』29巻について~そう言えばどうしてこうなったんだっけ?

8/9 『進撃の巨人』29巻を読んで「おおお…」と唸っていたところ、夫から「今どうなってるの?」と尋ねられる。なので『エレンがミカサ達、今までの仲間を裏切りジークと通じている事』『パラディ島の軍勢が旧派閥とエレン派で割れている事』『ジークはジークでマーレを裏切っている事』『リヴァイが××××…』等ザックリ話したとところ、「えっ!?何でそうなってんの!?アニメ以降どうなってるの!?」と言われてしまった。

困ったのは自分なりに整理してアニメ三期最終話~29巻までの流れを夫に伝えようとしたところ、上手くできないことだ。『イェレナって女がいてさぁ…いや、こいつがなかなかのふてぇ野郎で(女だけど)』『エルディア人安楽死計画ってのがさぁ、ジークの野望で』『みんな脊髄液ワイン飲んじゃって、さあ大変!』『雷槍ドッカーン!』とかザックリと説明したのだけど、自分でも『どうしてこうなったんだっけ??』となってしまった。いや、大体の流れは分かっているのだけど『自分の口で語れ』と言われるとキツイ。

正直、革命編以降はkindleで読むようになったこともあり、そんなに何度も読み返すことが無くなってしまったため、そんなにしっかり頭に入っていないのだと思う…。記憶力が落ちたのだろうか。関心が全くない訳では無いのに、何だかショック。

ところで、29巻読んだけど、リヴァイは本当に×××しまったの?

Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』について

8/11 Netflixオリジナルドラマ、『全裸監督』が非常に面白い。1980年代に、“アダルトビデオの帝王”と称された村西とおるを虚実交えて描いたドラマなのだが、バブルに湧く狂った“エロ”の世界の中で、それ以上にぶっとんだ生き方をする村西とおるを山田孝之が怪演している。

とりあえず勢いがあって、それでもって細かいところも凝っていて本当に面白いのだけど、過激な描写が多いので、周囲にオススメしづらいのと、子ども達がいるので中々見れないのが悩みどころ…。

それにしてもね…、『ウォーターボーイズ(ドラマ版)』や『世界の中心で愛を叫ぶ(ドラマ版)』で、いかにも青春!という感じの少年を演じていた山田孝之がこんな怪物俳優になるなんて、誰か予想できていただろうか…。 

もし、タイムマシーンで中学校時代に戻れるなら、「はぁ…山田くん本当に好き、イケメン、王子だわー」とか言ってた同級生に「おめぇの大好きな山田くんはよぉ、将来闇金業者やAV監督やってるんだよぉっ」と胸ぐら掴んで言ってやるという、そんな生産性の無い嫌がらせをしてやりたい。

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ドラマ『偽装不倫』 6話までの感想~テンポの悪さと説得力の無さにイライラ

8/14 そろそろテンポの悪さにイライラしてきたなー。いい加減、主人公の鐘子が丈に既婚者を騙る動機付けが薄くなってきた。『プライドと見栄から、あるいはある種の変身願望、または主導権を握るために人妻のふりをしている』とかなら分かるけど、このドラマの鐘子の人間像は愚直で受動的で小心者。『今さら引くに引けない』の一本だけで嘘をつき続けるという流れはいい加減無理がある。『丈は私が人妻だから遊びのつもり、独身だと聞いたら引かれる』というのは丈の態度からしても不自然。

そして、それ以上に不満なのが、ガチ不倫をしている姉、葉子のパート。自身もコンサル会社でバリバリ働きながら商社勤めでイケメンで優しい夫、賢治がいて、自身の親と二世帯住宅で同居…という端から見れば理想の生活を送っていながら、若いボクサーと既婚者であることを隠して付き合っている葉子。葉子の『世間の言う幸せが自分の幸せじゃなかった』『賢治と結婚したからこそ、男に求めるもののハードルが下がり、男というものが可愛く思えた』という主張は妙にリアルで生々しく、説得力がある。…が、『真面目でしっかり者』という設定のわりに、不倫の隠し方が雑で『えっ』となってしまう。いつぞやかブームになった直立するレッサーパンダと同じ名前の不倫相手に会うために、結婚記念日のディナーを中座するわ、夫婦旅行はバックレるわ、『賢治と離婚する気はないの!』と言うなら、もっとちゃんと賢治の相手しろよ。これじゃあ疑って下さいと言っているようなもの。そして旅行すっぽかしの口実を『仕事』にするも、会社まで押しかけた賢治にその日は会社は休みで、ビルに誰もいないことがバレてしまうというお粗末っぷり。LINEのやり取りも削除している様子も無いし、甘いを通り越してただのバカ。ばか、ばか、馬鹿姉妹。
個人的に『葉子が完璧に立ち回っているつもりだったところ、ちょっとしたボロを出してしまったことをきっかけに賢治に少しずつ、築いてきた嘘を崩されていく』みたいな展開を望んでいたんだけどなー。
…とまあ、色々とガッカリしながら見ているわけだけど、次回予告の賢治の『嘘つき奥さんのお帰りだ』と言う台詞に爆笑。
とりあえず賢治さんのターンが見たいから、視聴は継続。

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