【漫画】あなたがしてくれなくても21話【感想・ネタバレ・考察】新名に風邪をうつされてダウンしたみちは、陽一の優しさに苦しむ

あなたがしてくれなくても3表紙

夫、陽一と”レス”に陥っていたみちは、同じく妻、楓との”レス”に悩む新名と互いの苦しみを吐露し、励まし合っていた。しかし、互いにパートナーからの愛情を感じられなくなったみちと新名は互いに惹かれあって行き、こっそりと逢引しキスする様になってしまった。みちはいけないことだと分かっていながらも新名を求める気持ちを止めることが出来ない…。

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【漫画】あなたがしてくれなくても20話【感想・ネタバレ・考察】『パートナー越しに相手を見ているだけ』…そう理解しながらも新名への気持ちを抑えられなくなるみち

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以下、あらすじとネタバレ

新名の風邪をうつされてしまったみちは華に新名との関係がバレないか心配する

華に問い詰められるみち。『昨日新名さんと手を繋いでましたよね』『先輩は私に不倫はダメと言っておきながら、自分はいいんですね』そう凄んでくる華にみちは『一戦は越えてないから!!』と叫んだ。

…咳き込みながら目覚めたみちは、今さっきまで見ていた光景が夢であることに気付いてホッとした。横で寝ていた夫、陽一も目覚め、みちに『風邪?』と尋ね、『どこかでもらったんじゃね?』と言う。

その言葉にドキっとするみち。昨日デートし、そしてキスした新名が咳風邪をひいていたからだ。みちは新名の風邪をもらってしまったのだ。

マスクをして仕事に行ったみちに隣のデスクの華は『今週デートあるからうつさないで下さいよー』と言う。そんな華を見てみちは『華ちゃんはするどいからあの夢が本当にならない様に、新名との関係がバレない様に気をつけなくちゃ』と思う。

しかし、新名も会社にマスクをして来ており、華が『新名さんも風邪?』と言ったことにみちは動揺する。しかし、華は『差し入れしよう』と目を輝かせてみちを疑う様子を見せなかったため、みちはホッとするのであった。

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風邪が悪化し、熱を出して帰宅後ダウンしてしまうみち

仕事中、みちの風邪は悪化し、熱も出てくる。帰宅後みちは力尽きた様にソファに崩れ落ちてしまう。『風邪がひどくなったからご飯を外で食べてきて』となんとか陽一にメッセージを送るみち。するとそこに新名から『風邪うつしちゃいましたね』という謝罪のメッセージが届く。返信しなくては…そう思いながらみちはそのまま気を失う様に眠り込んでしまった。

気がつくと陽一が帰宅しており、『ベッドで寝な』と声を掛け、動けない様子のみちの手を取ろうとする。

しかし、新名からのメッセージを開いたままにしていたことを思い出したみちは慌てて陽一の手を拒絶するような動きをしてしまった。

驚く陽一。しかし、みちが謝り、びっくりしただけだと告げると、

「熱あんじゃん」
「ベッド行くぞ」

あなたがしてくれなくても21 ハルノ晴  12-13/23

そう言ってみちを抱きかかえ寝室まで連れて行ってくれるのであった。

付き合ってた頃、風邪を引いてしまった時の陽一がしてくれたことを思い出したみち…そして目が覚めると

陽一に抱きかかえられながら、『こんなに本格的な風邪をひいたのは陽ちゃんと付き合ってた頃以来かも』と、みちはぼんやりした頭で昔のことを思い出した。

風邪でダウンしたみちの元に水やゼリー、そして薬を持ってやってきた陽一。礼を言いながらも『もう帰ってもいい』と言ってベッドに潜り込むみちに陽一は『心配だから今日は泊まっていく』と返す。だがみちは『スッピンを見られたくないから』と陽一を帰らせようとした。

すると、みちのその言葉を聞いた陽一は突然みちの布団をはぎ取る。そして、驚くみちに言うのであった。

「変わんないじゃん?」

あなたがしてくれなくても21 ハルノ晴  16/23

陽一の言動にビックリしながらも喜んだみち。陽一はその日、ベッドの横で一緒に寝てくれた。

『そんな時もあったな、懐かしい』そう思いながら朝、目覚めたみち。陽一はゲーム機を持ったまま隣で寝ていた。

『喉が渇いた』そう思ってベッドから下りようとしたその時、みちは足元に水やヨーグルトドリンク、そして薬が置いてあることに気付き、驚く。陽一のその気遣いは昔と変わっていなかったのだ。

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みちは陽一が見せる優しさに苦しむ

そのまま起きたみちは朝ごはんの支度をする。すると、そこに陽一がやってくる。飲み物や薬を『ありがとう』というみちに陽一は『朝ごはんの支度代わるから座ってな』とぶっきらぼうにだが言う。陽一の優しさに驚き、嬉しく思ったみちだが、それはすぐに胸の痛みに変わった。

やめて
お願い1ミリも私に優しくしないで

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そのまま俯いたまま動かなくなったみちを心配そうに見つめる陽一。みちはそんな陽一に『ありがとう』と笑いながらこう思うのであった。

これじゃあ私がただ
最低なだけみたいじゃん

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以下、感想と考察

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陽一の優しさに罪悪感を抱くみち

序盤では中々ムカつく言動が見られた陽一だけど、基本的に悪い人ではないので(三島の件はおいておけば)、妻であるみちが体調を崩せば心配し、気遣いも見せる。しかし、不倫している負い目があるみちは陽一のその優しさに罪悪感を抱いて苦しんでしまう訳である。

みちは一応、素直で正直な人だからなー。ドラマ『昼顔』の利佳子さんみたいに『外で不倫でもすれば夫にも寛大になれるわよ』と円滑な夫婦生活の為に不倫する…みたいに開き直れたら楽なのにねえ。

配偶者がクソだったら浮気してもいいのか問題

しかし、ちょっと今回のみちの言動で考えてしまったのは、『陽一が優しくしてくれるから罪悪感を持つ』という点。これって突き詰めれば、序盤の様に『陽一がクソ発言を繰り返していたら不倫の罪悪感も少ない』っていうにも解釈できる。

そう考えると、やっぱり人間のものの感じ方って相対的なんだなと改めて思ってしまう。

基本、不倫もの(主人公が不倫するもの)って『パートナーのクソさ』が鍵になると思う。大体の作品が程度の差こそあれ、『こんな夫(妻)はイヤだな』と感じさせる演出がある(もちろん例外もある。ドラマ『あなたのことはそれほど』とか…いや、あれもイヤな人はイヤに感じるか)。多分、この『夫(妻)のクソさ』が見ている側にとっても『不倫ものを楽しむ』ための”免罪符”になるんじゃないかと思う。だが、この『あなたがしてくれなくても』は陽一や楓が『クソと言えばクソな所もあるけど、ちゃんとそれには事情もあるし、決して悪い人ではない』というバランスが上手い気がする。あ、でも陽一、三島と関係持ってるんだったな…微妙な所だ。

みちが陽一と三島が関係を持ったことを知ったらどうなるのだろう…新名との関係に罪悪感を持たなくなるのだろうか。気になるけどなんか怖いなあ。

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