2019年11月後半の雑記~『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』『リュウソウジャー』に思う事と、マンガ『夏目アラタの結婚』についてなど

夏目アラタの結婚1巻表紙

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ドラえもん『ヴェルサイユのママ』~パロディは面白いようで何だか哀しい気にもなる…

11/16 未だにドラえもんとクレヨンしんちゃんの新しい時間に慣れなくて困惑している。今日のドラえもんの『ヴェルサイユのママ』。

昔呼んでいた少女漫画の影響からヴェルサイユ宮殿に憧れを抱いているのび太ママのために『時空間入れかえ機』を使って家ごと18世紀のヴェルサイユ宮殿にやって来たのび太達。しかし、事情を知らされていなかったのび太ママはそのまま外に出て、時のフランス国王と衝突。相手が本物のフランス国王ではなく映画か何かの撮影だと思ったママは畏れることなく文句を言い、フランス国王はそんなママを気に入って宮殿に連れていってしまう…というようなお話。

のび太ママ、そういえばメガネ取ると美人設定あったなーとか、このフランス国王、時代的にもキャラ的にもルイ15世なんだろうなぁ…とか色々と思うところはあるのだけど、一番の衝撃が、のび太ママがはまっていたというマンガのタイトルが『ヴェルサイユのラバ』ってところ。いや、タイトルの『ヴェルサイユのママ』も結構パロってる感あったけど、マンガの名前までここまでやっちゃうんだ…ってビックリ。

でも、何か最近のドラえもんってパロディネタ多いよね。『少年探偵クナン』(作者名が青島強情…)とか『にゃんピース』とか。いや、個人的にそういうパロディは嫌いじゃないんだけど、『天下のドラえもんが、そういうことやっちゃうんだ…』みたいに思っちゃう。例えるなら、硬派で売ってた大物俳優が、バラエティ番組とかでの露出が増えてお笑い芸人とかにいじられるようになったのを見るような複雑さ…。『この人にこれ、やらせなくていいだろうのに…』みたいな感じ。クレヨンしんちゃんの方は最近やたら他番組(ドクターXとか)とのコラボも多いし、なんというか扱いが雑になってるのが悲しい。ねぇ、国民的アニメなんだよ!映画の興業収入も中々なんだよ!何でコンテンツの寿命を縮めるような異動するのよ!

やっぱり最近のテレ朝の『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』に対する扱いに納得行かない!

リュウソウジャーのカラーリングへの疑問…未だ慣れないカナロさん…

11/17 納得行かないと言えば、リュウソウジャーのカラーリング、配色に納得いかないぞ。

リュウソウジャーのカナロ
パッと見服装は青

このカナロというキャラ。この人が変身すると

リュウソウジャー ゴールド
青とゴールド

こうなんだけど…

これが『ブルー』じゃなくて『ゴールド』だってのが未だに納得いかないのよ!まだ変身後のこの姿だったら『ゴールド…ブルーじゃ…いや、まあゴールドか…確かにゴールドの方が多いもんね、面積、うん』と無理矢理納得させられなくもないけど、変身前、このコスチュームで『ゴールドです』って、なんだか納得できない。いや、見る様になったのがいわゆる”追加戦士枠”であるこのカナロが登場してからだっていうのが原因なんだけどね。

ちなみに初期メンバーであるブルーはメルトというこのキャラ。

…まあ、こっちの方がブルーっぽいっちゃブルーっぽいけどね。並んでると混乱しないのだけど、カナロ単体で見ると「ブルー…いや、こいつゴールドやった…」と混乱してしまう。

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サザエさんスペシャル(アニメ)よ…

11/24 やめて!!20時までアニメのサザエさんやるとか…!!ずっと18時30分~19時のつもりでいたら、20時になってるとか…感覚狂うわ!!

『夏目アラタの結婚』とジョン・ウェイン・ゲイシー事件について考える

11/27 電子書籍サイトの広告に最近文句をつけたばっかだけど、定期的に広告に釣られてしまう。今回は『夏目アラタの結婚』死刑囚である殺人鬼の女と獄中結婚する児童相談所職員の話…という時点で結構惹かれるのに、明らかにこれが『ジョン・ウェイン・ゲイシー事件』をモデルにしているとなれば、もうこれは読まない訳には行かないのだ!あらすじはこんな感じ。

主人公の荒っぽい児童相談所職員、夏目アラタは、訪問先の少年、卓斗からアラタの名を騙って『品川ピエロ』と呼ばれる死刑囚の殺人鬼の女、品川真珠と文通をしていたことを知らされる。実は卓斗の父は真珠に殺害された被害者で、バラバラにされた遺体の頭部がまだ発見されておらず、卓斗は父の頭部の在処を聞き出すために真珠に近づこうとしていたのだ。『今度直接会って話そう』という手紙をもらった卓斗はアラタに自分の代わりに真珠と会うように依頼し、アラタは刑務所まで真珠に会いに行く。

しかし、おぞましい犯行や逮捕時の様子から想像していた姿と違い、大人しい少女の様に見える真珠に困惑するアラタ。一方、真珠はアラタを一目見て『文通の印象と違う』と言ってすぐに立ち去ろうとする。慌てたアラタは真珠を引き止め関心を得るためにこう言うのであった。

「品川真珠、俺と結婚しようぜ!」

…この『ピエロに扮した連続殺人鬼』、『少年が死刑囚と文通して交流をしていく』というところが明らかに『ジョン・ウェイン・ゲイシー事件』をモデルにしているんだよね。
ピエロに扮して30人以上の少年を殺害した死刑囚、ジョン・ウェイン・ゲイシーに興味を持った少年、ジェイソン・モスは文通をしてゲイシーの心を知ろうとする。だが、恐ろしく頭の回転の早いゲイシーは刑務所の中からジェイソンの電話番号を突き止め、『刑務所に来たら人を殺した本当の理由を教えてあげる』と言って刑務所に呼び出すのだ…。そして刑務所に面会に行ったジェイソン・モスはゲイシーに…。事実は小説より奇なりを地で行く話である。これはこの後の話も色々と衝撃的なので興味がある人はググると良いと思う。

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子どもがハマる『シミュラクラ現象』から『エラーコイン』まで~対象年齢の広い『クレヨンしんちゃん』

11/30 今回のクレヨンしんちゃんの『ひまわりの怖いものだゾ』。ひまわりがタオルの柄の一部がお化けの様に思えて怖がるが、みさえやひろしはひまわりが何に怯えているのか分からず、ひまわりがパニックを起こし続けるというお話。まあ、シミュラクラ現象だよね。私も子供の頃、実家のトイレの壁紙の一部が鎌を持った女の人に見えてビビっていた記憶が…。最初はひまわりが何を怖がっているか分からなくてふざけてタオルで遊んでいたしんのすけもタオルの模様が人の顔に見えることに気付き、戦慄。この、子どもだけが見える、気付けるというのがリアリティがあって上手いと思う。そして、しんのすけはひまわりと一緒にお化けタオルをやっつけようとするのだ。

…何というか、クレヨンしんちゃんは大人目線と子ども目線のバランスが絶妙だよなぁ…と今さらながら思う。だからこそ、やっぱり16時半という時間は微妙過ぎる。せっかく大人も楽しめるコンテンツなのに。『変な50円玉だゾ』なんてエラーコインを高値で売ろうとするという、どちらかと言うと大人向けエピソード。やっぱり16時半って早すぎるよ…。

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