互いに配偶者との関係に苦しんでいたみちと新名は『体の関係は持たない』という条件で付き合い始めた。しかし、みちは夫、陽一の態度が改善されてきたこともあり、気持ちが揺れ始める。陽一と新名を両天秤にかけるような現状は良くないと考えたみちは新名に別れを切り出し、新名も『ただの同僚に戻りましょう』と別れを受け入れるのであった…。
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Contents
以下、あらすじとネタバレ
自分から振ったくせに新名の素っ気ない態度に傷付くみち
朝、目覚めたみちは昨日新名に別れを切り出した事を思い出し憂鬱になる。そして、傍らでまだ眠っている夫、陽一の顔を見て『新名さんの事を忘れるようにしなきゃ』と自身に言い聞かせるのであった。
そして、会社の廊下で新名と出くわしてしまったみちは動揺しながらも『挨拶くらいはするべきだろうか』と悩む。そして、悩んでいるうちに新名とすれ違い、新名が挨拶してくれなかった事に傷付く。しかし、みちは『自分から新名さんを振った癖に傷付くのはおかしい』と思いながら俯く。
私なんか傷つけられて当然…!新名さんをどれだけ傷つけたか…!
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すると、そんなみちの様子を見た華はみちと新名の間に異変があったことを見抜き、『話を聞きますよ』と言うのであった。
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華に新名と別れたことを打ち明けたみち…すると華はある疑問をみちに投げ掛ける
みちから新名と別れたと聞いた華は仰天し、理由を尋ねる。『不倫はやっぱりダメだ』と答えたみちに華は『確かに先輩には荷が重いですよね』と言い、『そもそも何で新名さんと不倫したんですか?』と更に問う。みちも新名も真面目で遊びで不倫するタイプには見えないためだ。
互いに配偶者とのセックスレスで悩んでおり、そのことを打ち明け合ったことで親しくなったみちと新名。しかし、自分のことはともかく、新名のそんな家庭の事情を明かすわけにはいかず、みちは『私がちょっと旦那に不満があって…』とお茶を濁す。だが、華はそれを聞いて不思議そうに言うのだ。
「先輩が新名さんに走るほど旦那さんに不満があるのに」
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「どうして離婚しないんですか?」
華のその問いにドキッとしてしまったみち。だが『一度は人生を共にしようと思った相手で、嬉しかった思い出もあるからそう簡単には別れられない』『離婚まで考えられなかったのはまだ納得が出来てないから』と語った。
みちのその言葉に『ふーん』と首を傾げた華は言う。
「むか~し一目惚れして買った、そこそこするブランドバッグ捨てられない感じですか?」
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だが、華の言葉にイマ一つピンと来ないみちは『そうかな?』と答えるのであった。
陽一を選んで良かった…そう思いたいみちは夜、陽一に抱き着く…すると
夜、寝室で陽一は『姉夫婦が週末東京に来るから4人で食事しようと誘われた』と告げ、みちが了承すると『おやすみ』と言って携帯ゲーム機をいじりながら横になる。
つい最近『今すぐにはムリでも”レス”のことはちゃんと考えている』と言ったばかりなのに、相変わらず自分の世界に入り、みちに目をくれない陽一。みちは陽一の性格からして焦ってはいけないと自身に言い聞かせながらも『新名さんと決別したのだから、不安な気持ちを静めるためにも陽一の確かな気持ちが見たい』と思う。
陽ちゃんでよかったって思いたい…
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もう同じ繰り返しは嫌だよ…
みちは意を決してゲームをしたまま背を向ける陽一に抱き着く。応じて欲しい…そう願いながら。
すると、陽一はゲームを止めて、みちの方を見て、キスするのであった。
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みちの連絡先を消す新名…そしてみちは陽一と抱き合う
その頃、新名はマンションのベランダに佇み、携帯からみちの連絡先を消去していた。
そして、陽一はみちにキスしながら服を脱がしていく。みちはそんな陽一の様子にホッとするのであった…。
以下、感想と考察
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無視したり、連絡先を消しちゃったり、女子高生みたいな行動を取る新名さん
新名さんってさ、前から何かあるとみちを無視するよね。振られようが何だろうが、挨拶くらい社会人としてちゃんとしろや!
あと、連絡先を消すとかさ…。不倫をやめて不倫相手の連絡先を消すっていうのはそんなに変じゃないかもしれないけど、会社の同僚なんだから携帯の電話番号とかの連絡先はスマホに残しとけよ。全体的に行動が女子高生っぽいぞ!!
相変わらず鋭い華ちゃん…またもや名言が
陽一への情を捨てられないみちを華はこう例えた。『昔一目惚れして買った高いブランドバックを捨てられない感じ』…華ちゃん、鋭い、鋭すぎるぞ…!!みちは『う~ん』とピンと来てない感じだけど、相変わらず華ちゃんは本質を突くのが上手い。やっぱり華ちゃん好きだわ。
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