【漫画】進撃の巨人30巻・最新刊【感想・考察(ネタバレあり)】明かされる始祖ユミルとエルディア人の真実、そして進撃の巨人の本当の力、怒濤の伏線回収

進撃の巨人 30巻表紙

歳による記憶力低下なのか、登場人物が増えてそれぞれの思惑が複雑に絡んでいるからなのか(言い訳)、単行本派で前に読んだときから間が空くからなのか(言い訳)、読み始めて最初に思ったのが、

『今ってマーレにいるんだっけ?パラディ島にいるんだっけ?』だった。ダメだな、自分。はい、今はパラディ島です。マーレを襲撃し獣の巨人のジークを確保してパラディ島に戻ったエレン達。しかし、何を考えてるかよく分からない…というかジークの思想『エルディア人安楽死計画(争いの種になるエルディア人が今後子どもを作れないようにする)』に染まっているように見えるエレンに不信感を持ち始めるかつての仲間達。一方兵団内部ではジークを心酔するイェレナが率いる“イェーガー派”と呼ばれるエレンを信奉する勢力がクーデターをお越し内紛状態に。ミカサやアルミン達は投獄され、ピクシス指令ら上層部の人間はジークの脊髄液を摂取させられ、ジークが“叫び”を発動したら即、無垢の巨人になってしまう状態に。

一方リヴァイの監視下にあったジークは密かに自身の脊髄液をリヴァイの部下に飲ませており、彼等を無垢の巨人化させ逃走。その後信じられない強さを見せたリヴァイに捕縛されるも、『クサヴァーさん見ててくれよ!!』でリヴァイを瀕死に追いやった(リヴァイ死んだようにも見えるけど、さすがに生きてるよね…?)。

…とかやってたらパラディ島にマーレが奇襲を掛けてきて、とりあえず分裂していた兵団達は一時休戦。投獄されていたミカサやアルミン達も解放され一丸となってエレンを支援しマーレ勢力に対して反撃に出る。皆それぞれ様々な思惑を抱えながら混戦状態に陥った…。そんな中で『始祖の巨人』を保有するエレンと『王家の血』が流れるジークが接触を図ろうとしているけど、二人が触れあうとなんかヤバイことが起こりそう!…というのが前巻までのあらすじだったはず。合ってるよね?どこか違うかな? 

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Contents

以下、ネタバレ(感想交じり)

第119話 兄と弟~二転三転する戦況で接触しようとするエレンとジーク

マーレ勢力はジーク(獣の巨人)とエレン(進撃の巨人)を接触させまいと必死に戦う。倒れているジーク(獣の巨人)に走りよるエレン(進撃の巨人)だがライナー(鎧の巨人)、ポルコ(顎の巨人)とピーク(車力の巨人)達に妨害される。

一方、エレンに加勢するミカサやアルミン、ピクシス指令達はマーレ兵の背後に回って殲滅しようとする。

エレン(進撃の巨人)と肉弾戦になりながら、ダウンしてしまったポルコ(顎の巨人)に『起きろ』と手を差し伸べたライナー(鎧の巨人)。だが、ライナー(鎧の巨人)に触れた瞬間、ポルコの中に鎧の巨人の記憶…兄、マルセルの記憶が流れ込んできた。

それは兄、マルセルがライナー達と壁を破壊しにパラディ島にやって来た時に、ライナーに『本当はライナーではなく、優秀なポルコが鎧の巨人の継承者になるはずだったが、弟のポルコを守るために裏で手を回してライナーを鎧の巨人にした』と語っている姿であった。真実を知り、衝撃を受けるポルコ。…この過去の話に動揺している場合じゃないのだけど、これはポルコの長年のコンプレックスやライナーへの不信感に関わることなので大事。

だが、そうこうしている間にジーク(獣の巨人)が起き上がり、”叫び”を発動しようとする。ジークが”叫び”を発動したら最後、近辺にいるジークの脊髄液を摂取させられた者達(ピクシス指令を初めとした兵団の一部の人間達)が巨人化するので辺りは混沌に陥ってしまう。

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ジークに『脊髄液を摂取した弟のファルコのために”叫び”を待って欲しい』と懇願するコルト…しかし、ジークは…

すると、そんなジークの前に弟のファルコを連れたコルトが飛び出し叫んだ。

「待ってくれ!!」
「ファルコが…!!あんたの脊髄液を口にしてしまったんだ!!」
「叫ばないでくれ!!ジークさん!!」

進撃の巨人 30巻 諌山創 21/196 

ジークの継承者であるコルトはジークに対して『正直あんたは裏切る前から何を考えてるか分からなかった』と本音を明かしながら『子供を巻き込んで平気な人じゃないはず』『せめて弟のファルコが“叫び”の効果範囲から出るまで待ってほしい』と懇願する。そんなコルト、ファルコ兄弟の元にガビが馬で駆け付けようとする。

…いやぁ、この作品は相変わらず土壇場の逆転劇や混沌とした状態を描くのが上手い。

自身の継承者であるコルトの弟を想う気持ち…それを目の当たりにしたジークは苦しそうに静止し『弟を想う気持ちはよく分かる』と共感してみせる。だが、

「だから…残念だ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 24/196 

そう言うと”叫び”を発動。脊髄液を摂取させられたピクシス指令、ナイル憲兵団師団長、そしてファルコ達は巨人化。ファルコが巨人化するその瞬間まで『兄ちゃんがずっとついている』と抱き締めていたコルトはその勢いで吹き飛ばされ熱に焼かれ死亡した。呆然とその様子を眺めるしかないガビ。

…ジークは偽悪的な言動をあえて取ってるけど、好きで人を殺している訳ではないのは要所要所で垣間見えている(調査兵団達の死の特攻の時とか)。だから自身を慕っていたコルトの弟ファルコを想う気持ちや懇願を前にしたらやはり固まる。

…しかし、それで動揺して『叫び』を延期する位の甘さがあったらそもそもここまで来れていない。いかに自身の行動が非情で残虐であるか分かった上でこういった行動を取っているのだろう。

ファルコに自身を食わせて鎧の巨人を継承させ死のうとするライナー…しかし、代わりにポルコが身を差し出し死亡する

そして、ジーク(獣の巨人)は無垢の巨人と化したファルコにライナー(鎧の巨人)を襲う様に指示。ライナーはこのままだとエレン(進撃の巨人)を取り逃がしてしまう事、可愛がってきたファルコを手に掛ける事になると動揺する。

だが、その時ピーク(車力の巨人)とマガトがジーク(獣の巨人)のうなじを砲撃。そして『お前に頭は必要ない、脊髄液だけ寄越せ』とエレン(進撃の巨人)の頭を吹き飛ばそうとする。すると、それをミカサ、アルミン達が阻止するのであった。

しかし、ピークは『もう終わった』と叫びミカサとアルミンを制止しようとする。何故なら獣の巨人のうなじは撃ち抜かれ、獣の巨人の身体は崩れジークは死んだように見える。王家の血をひくジークがいなければエレンは『始祖の力』は使えない…つまり、エレンとジークは負けたのだ。

それを理解したライナー(鎧の巨人)は『俺たちの役目は終わった』とホッとし、無垢の巨人と化してしまったファルコに自身を食わせ鎧の巨人を継がせ助けようとする。

…ライナーさん、自責の念やら何やらで精神的にずっと追い詰められて、希死念慮半端なかったからな…。

しかし、ライナーが死を受け入れようとしたその時、巨人化を解いたポルコがライナー(鎧の巨人)とファルコ(無垢の巨人)の前にやって来る。ポルコは満身創痍でもはや体を治す力も無いが『タダじゃくたばらない』と、自身がファルコに食われようと身を差し出したのだ。ポルコを食べればファルコは顎の巨人を継承し元の姿に戻ることが出来るのだ…この時のライナーの顔が…ポルコの身を案じたり、彼の行動にショックを受けているというのに『また死ぬ機会を失ってしまう』という絶望を示しているのが何とも…。

「兄貴の…記憶を見たぞ」
「軍を騙してまでドベのお前を戦士にした…俺を…守る…ために」
「これで…はっきりしたよな、最後まで俺の方が上だって…」

進撃の巨人 30巻 諌山創 39/196

そうライナーに言い残してポルコはファルコに食われるのであった。…ポルコ、あまり好きなキャラクターではなかったけど最後に全てのわだかまりが無くなって後輩を助けて死ねたというのは彼にとって幸運だったのだろうなと思う。

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実は生きていたジーク…エレンはジークに接触しようとしたが意外な人物がエレンの首を吹き飛ばす

ポルコの死に様を前に呆然とするライナー(鎧の巨人)。だが、次の瞬間取っ組み合っていたエレン(進撃の巨人)が硬質化してライナー(鎧の巨人)の身動きを止めると巨人の身体から出て、倒れた獣の巨人の方向に向かって走り出す。『まさか…』とギョッとするライナー。

ライナーの嫌な予感は的中し、死んだと思われたジークは実は生きていたのだ。…いや、生きているだろうなとは思っていたけど。ジークは先刻のピークの手を真似て死んだふりをしただけだったのだ。エレンが自身の策に気付いてくれたことを喜ぶジークは『あと少しだ、エレン』と言う。

だが、当然ライナーも黙って見ている訳も無く、硬質化した進撃の巨人の身体から手を引き抜いて何としてでもエレンを捕獲しようと追いかける。すると、その伸ばした手をジャンとコニーが切り落とす。

そして、エレンはその隙にジークの元に駆け寄る。

「来いエレン!!」

進撃の巨人 30巻 諌山創 46/196

ジークがそう言ってエレンに手を差し伸ばした瞬間、ある人物がエレンに銃口を向ける。それは、絶望の涙を流したガビであった。…ガビが手にしているのが死んでしまったコルトの狙撃銃なのがまた…。

そして、ガビはエレンを狙撃。その銃弾はエレンの首に命中し、エレンの首は吹き飛んだ。…主人公の首が吹き飛ぶ漫画なんて中々無いぞ!!

第120話 刹那~『道』にやってきたエレン…そこには鎖に繋がれたジークと始祖ユミルの姿があった

『エルディア人安楽死計画(エルディア人の子どもが生まれないようにする)で必ずみんなを救ってあげよう』…そう約束したジークとエレン。

しかし、エレンはジークの目の前でガビに狙撃され、首から上が吹き飛んだ。涙を流しながら必死にその首に手を差し伸べたジーク。

すると、次のページでエレンの記憶…の様に取れる断片的なシーンのコマが散りばめられる。先の進撃の巨人の保有者のグリシャの記憶と思わしきものもあって、前にもあった髪を梳かすフリーダや幼少期のクリスタの映像も。…シリアスな画面で一つ非常に気になるのが一番左上の小さなコマが巻末のオマケ漫画の『進撃のスクールカースト』のミカサとアルミンじゃない??これは遊びで入れたのか、それとも『進撃のスクールカースト』が本編と絡んでくるのか…?

ガビに頭を吹き飛ばされたはずのエレンは気がつくと光が差し込む砂漠の様な不思議な場所におり、状況が飲み込めず立ち尽くす。だが、そんなエレンに後ろから声が掛けられる。

「すべての「道」が交わる座標…だと思う」

進撃の巨人 30巻 諌山創 66/196 

そう言ったのは首に幾重にも鎖が掛けられたジーク。ここは恐らく代々始祖の巨人を継承した王家のものが始祖の力を行使する際に訪れる場所…そうジークは推測する。そして、ここでの時間や出来事は長く感じられても実際は現世の一瞬の間に起きているに過ぎず、ジークはエレンより一足早くここに達したのだと言う。

つまり、エレンの首はガビに吹き飛ばされたものの、ジークはエレンが完全に死ぬ前に接触することが出来た…エレンとジークの作戦は成功したのだ。『俺たちは始祖の力を手に入れることができた』と語るジーク。

すると、エレンの背後に一人の少女が現れる。驚くエレンにジークは言う。

「心配ない、それは…」
「始祖ユミルだ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 69-70/196 

表情の見えない、ボロボロの服に身を包んだ少女…それが、始祖ユミル。呆然とするエレンにジークは『始祖ユミルはこの場所で俺たちが巨人の力を欲する度に果てしない時間を費やして土から巨人を作っている』と説明する…以前、ジークは彼女に土から体を作ってもらう幻を見たことがあるのだ。それを聞いたエレンは幼い始祖ユミルの弱弱しい姿を見て『ずっとここで一人で?』とショックを受ける。

そんなエレンにジークは『始祖の巨人の力を使って始祖ユミルに『全てのエルディア人を今後永久に子どもを作れない体にしろ』と命じるんだ』と指示を出すのであった。

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エレンに『始祖ユミルにエルディア人の安楽死を命じろ』と言うジーク…しかし、エレンはジークを裏切る

「俺とクサヴァーさんと…お前の夢だ。頼む…世界を…救ってくれ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 73/196 

ジークは悲壮な表情を浮かべて言う。王家の血を引くジークの首につけられた鎖は『不戦の契り』の鎖であり、これのせいで『道が交わる座標』でジークは自由に動けないのだと言う。『ここではエレンしか自由に動けず始祖ユミルに命令することが出来ない』…そう必死に訴えるジーク。

だが、そこでエレンは厳しい目でジークを睨み宣言する。

「こんなふざけた計画オレは到底受け入れられない」
「悪いが兄さん、オレはここに来るためにあんたに話を合わせていただけだ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 75/196 

本当はエレンは『エルディア人安楽死計画』に賛同した訳ではなく、ジークを騙して利用しただけなのだ。

そのエレンの言葉に愕然としたジーク。俯きながら『エルディア人がいる限り、殺し合いの地獄は終わらない、それなのに何故だ』と問う。すると、エレンはこうハッキリ答える。

「オレがこの世に生まれたからだ」
「始祖ユミル、オレに力を貸してくれ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 77/196 

…アルミンに何故壁の外に行きたいか問われたときも同じく『オレがこの世に生まれたからだ』と答えたエレン。そんなエレンが『この世に生まれること』それ自体を否定する訳がないんだよな。エレンが本心からジークに賛同しているわけではないと分かってはいたが、ここでまた『オレがこの世に生まれたからだ』というセリフが出てくるのは熱い。

しかし、それはジークの罠であった…王家の血を持つ者の命令しか聞かない始祖ユミル

ところが、始祖ユミルはそう言って差し伸べたエレンの手を無視してジークの元に向かい、ジークの前に跪く。『どういうことだ』と驚くエレン。すると、ジークはいとも簡単に首に繋がれた鎖を砕いていく。

この鎖はジークがエレンを試すために始祖ユミルに作らせたのだという。王家の血を引きながらも、歴代の壁の王とは違い初代王の思想に染まらないで『道が交わる座標』にやってきたジークはエレンが来るまでの間に『不戦の契り』を無効化したのだと言う(歴代の壁の王…始祖の巨人の持ち主達はその継承した記憶に染まり、『不戦』を選ぶようになっていた)。…本当にジークは用意周到で人を騙すのが上手い。

「絶大な力を持つ始祖ユミルだが…その正体は自分の意志を持たぬ奴隷だ」
「王家の血を引く者を自分の主人だと思い込み服従し続ける」
「始祖の力は俺が手にした」
「お前は鍵に過ぎなかったんだよ、エレン」

進撃の巨人 30巻 諌山創 82/196 

そう言い放ったジーク。しかし、自身を裏切ったエレンに対しては怒っておらず、むしろ『まだあの父親に洗脳されてしまっている被害者だ』と憐憫の眼差しを向け、『俺が始祖の力で治してやる』と言ってエレンの額に自身の額を押し付けるのであった。

「世界を救う時はお前と一緒だ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 84/196 

…『鍵に過ぎない』と言いながらも、ジークはエレンに対してかなり強い情をもっているよな。まあ、ジークにとってエレンは最後の唯一の肉親だし、父グリシャへの憎しみが強すぎて『エレンは自分と同じ父親の被害者』と思い込もうとしている。エレンは欠片もそうは思っていないのになあ…。まあ、直接的に嫉妬や憎しみをぶつけられるよりマシだけど、ジークのエレンへの態度はかなり屈折していてちょっと怖い。

父、グリシャの記憶の中を巡り歩くエレンとジーク…幸せそうなグリシャの姿に怒りと悲しみを滲ませるジークであったが…

ジークの使った始祖の力でエレンとジークがやって来たのは、二人の父親であるグリシャの記憶の中であった。それはエレンが生まれたばかりの時。赤ん坊のエレン、妻カルラと平和に過ごすグリシャ。その風景を眺めながらエレンはジークに『一体何がしたいんだ?』と問う。するとジークは『お前が分かるまで、いかにグリシャがお前を洗脳して民族主義を植え付けたかを見せてやる』と言う。…どうでもいいけど、いつの間にジーク服を着たんだろう…。

グリシャが壁内に侵入して家族を持った本来の目的は壁の中の世界に馴染み王家の居場所を突き止めて始祖の巨人を奪うため。…だが、グリシャは医者の立場を利用して壁内の権力者に擦り寄り本物の王家レイス家の居所を突き止めたものの中々行動を起こさない。そして、エレンにも洗脳じみた教育を行うことなく、ただただ愛情を注いでいく。

始祖の巨人の在処も突き止め、奪う算段を付けながらも妻子の事を考えて行動に移せない…そんなグリシャの姿を見たジークは『ここでは最初の家族のことを一切忘れて幸せを享受してたんだな』『二人目の息子は愛されていたらしいな』と皮肉気に吐き捨てる。…流石にこれは残酷だな。ジークに与えられなかった当たり前の幸せが延々と彼の前で繰り返されているのだから。

だが、記憶を辿る中でグリシャがダイナと幼いジークと共に撮った家族写真を前に寝言で『ジークごめんな』と呟いたのを聞いてジークは動揺する。さらにグリシャは目を覚ますとジークのいる方向を見て『ジークか?』『いや、ジークがあんな髭面のおじさんのわけがない』と言い出す。一瞬だが、まるで記憶の中に入り込んだジークが見えたかのような言動をしたグリシャに『これはどういうことだ』とジークは困惑するのであった。

…グリシャもジークに対して無茶苦茶な教育をしたものの愛情が無かったわけではないからな。心の片隅には常にジークに対しての悔恨や罪悪感があったのだろうな。

第121話 未来の記憶~ついにフリーダを殺し始祖の力を奪う決意を決めたグリシャ…しかし

そのまま引き続きグリシャの記憶を巡っていくエレンとジーク。グリシャの記憶の中でエレンはすでに9歳になっていた。

ここまで見てきたジークは『グリシャはお前の事を愛して自由に育て、洗脳などしていなかった』と認めた。しかし、一方で『父親に洗脳されて等いないのに、何故俺を裏切った』『何故父、グリシャが望むように戦い続けるのか』とエレンに尋ねる。

そして、グリシャの記憶はエレンがミカサを誘拐した男達を殺害した日にやって来た。…グリシャと共に事件現場を見て呆然とするジークさん…表情がグリシャと一緒…親子なんだなぁとこんなところで感じてしまう。

「オレとあんたが同じだと思っていたようだが…間違っている」
「他人から自由を奪われるくらいならオレはそいつから自由を奪う」
「父親がオレをそうしたわけじゃない、オレは生まれた時からこうだった」

進撃の巨人 30巻 諌山創 103/196 

そしてジークに対して『あんたが望んだ心の傷を分かち合える哀れな弟はどこにもいない』、『父親の望んだエルディア復権を否定することでしか自分を保てない、死んだ父親に囚われたままの男』と言い放つ…ちょっと言いすぎだよ…。しかし、ジークはそれを認めながらも『始祖の巨人の力は自分の手中にありいつでも安楽死計画を遂行できる』『だが、クサヴァーさんが俺にしてくれたように俺はお前を見捨てない』と言う。…ジークって煽るの得意だけど自身の煽り耐性も強いよね。

『未来の継承者の記憶を覗き見る』…明かされる真の進撃の巨人の能力

その後、更に記憶が進み、エレンが『調査兵団に入って壁の外に出たい』と言い出し母カルラと喧嘩した日がやってきた。『外の世界がどうなっているか知りたい』『調査兵団がいなくなったら今まで死んだ人の命が無駄になる』…そんな息子の叫びを聞いたグリシャは『帰って来たら秘密にしていた地下室を見せてやる』と約束し悲壮な表情を浮かべながらレイス家に向かうのであった。

そして、レイス家…壁の王であるフリーダ達の前に姿を現したグリシャは自身が壁の外から来たエルディア人であることを明かし、『私の妻や子ども達、壁の民が食われてしまう前に壁に攻めてきた巨人たちを殺して下さい』と懇願する。しかし、歴代の壁の王達の『不戦の契り』に思考が支配されたフリーダは『世界を守るためにも我々ユミルの民は過去の罪を受け入れ裁かれなければならない…滅びゆくほかない』と答える。

しばし、押し問答を続けるグリシャとフリーダ。ここで『レイス一家は進撃の巨人となったグリシャに殺され、始祖の巨人が奪われる』…そう決まっているはずだが、中々グリシャは行動に移さない。そんなグリシャをエレンは背後から凄まじい目で睨みつけ、ジークはまるでそれが見えているかのように振り返り怯えた表情を浮かべる。そんな二人を見て訝しむジーク。

そして、グリシャは自身に宿る進撃の巨人について語り始める。予てより進撃の巨人継承者は何物にも従うことは無かったと言われている。『私にはその理由が分かる』と言うグリシャ。

「すべては王の独善に抗うため…そう…この時のために、皆がこの記憶に導かれた…」
「「進撃の巨人」は未来の継承者の記憶をも覗き見ることができる…
つまり未来を知ることが可能なのだ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 118/196 

グリシャの言葉にフリーダも、そしてジークも驚愕する。そんな事は聞いたことが無いと言うフリーダにグリシャはフリーダが『不戦の契り』のせいで始祖の力を完全に扱えないことを言い当て、『私はここで始祖を喰らい王家の血を絶やすという未来が決まっている』と巨人化しようとする。慌てて父、母、幼い弟妹を逃がすフリーダ。

ところが、グリシャはそのまま巨人化せずに崩れ落ちる。『私に子供を殺すことなんてできない、私は医者だ』…そう呟き涙を流すのであった。

目の前の後継に狼狽えるジーク。ここでグリシャは確かにフリーダから始祖の巨人を奪い、レイス家を虐殺するのだ(父親であるロッド以外)。『過去が変わるわけがないのに』とフリーダ達を殺せそうにもないグリシャを見下ろすジーク。一方、グリシャが襲ってこないと分かったレイス家の一同は『秘密を知られたからには早くその男を殺さないといけない』とフリーダにグリシャの抹殺を急かす。

すると、エレンが突然グリシャにこう言い放つ。

「何をしてる、立てよ父さん」
「忘れたのか?何をしにここに来たのか?」

進撃の巨人 30巻 諌山創 124/196

犬に食われた妹フェイ、復権派の仲間やダイナ…彼らの名を挙げて『彼らに報いるために死んでも死んだ後も進み続けるんだ』…そうグリシャの耳元で言うエレン。

「これは父さんが始めた物語だろ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 126/196

エレンにそう言われたグリシャは決死の表情で巨人化、そしてフリーダを倒し彼女を喰らって始祖の巨人を奪い、フリーダの母や幼い弟妹達を虐殺するのであった。

その後、巨人化を解いたグリシャは幼い子ども達を殺してしまった事に苦しみ涙を流しながら虚空に向かって叫んだ。

「エレン!!レイス家を殺したぞ!!父親以外は…」
「これでいいのか!?これでよかったのか!?」
「エルディアはこれで…本当に救われるのか!?」
「なぜ…すべてを見せてくれないんだ…壁が…壊されることを…壊される日を…カルラの安否を…」

進撃の巨人 30巻 諌山創 130-131/196

そして唐突に『ジークそこにいるんだろ』とジークに呼びかける。やはりグリシャは記憶の中に入り込んだエレンとジークの存在を感じ取っていたのだ。そして呆然とするジークに告げる。

「この先…お前の望みは叶わない…」
「叶うのは…エレンの望みだ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 132/196

グリシャはエレンによって未来に起こることを見たのだと言う。そしてジークの姿がはっきり見える様になったグリシャは成長したジークの姿に驚きながら『ジーク、お前なのか…大きくなったな』と言って抱きしめる。父親として失格だったこと、ジークを辛い目に合わせたことを謝罪しながら。

「ジーク…お前を愛している」
「もっと…一緒に遊んでやればよかったのに…」

進撃の巨人 30巻 諌山創 135/196

そう泣きながら悔恨の言葉を絞り出すグリシャにジークもまた涙を流し『父さん』と呟く。すると、グリシャは最後にジークにこう言い残すのだ。

「ジーク…エレンを…止めてくれ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 136/196

進撃の巨人の力でエレンが過去の父、グリシャの行動に影響を与えていた

するとジークはグリシャの記憶の中から弾き飛ばされる。『道』に戻ったエレンとジーク。ジークは今見たグリシャの記憶から『他でもないエレンが父、グリシャにエレンの記憶…つまり未来の都合のいい部分だけを見せて、グリシャに始祖の巨人を奪う様に仕向けたのか』と推測する。…あの調子だとグリシャはこエレンが未来を見せて促さなかったら平和なカルラと幼いエレンとの生活を守るため復権派の務めを止めたり、あるいはフリーダ達を殺すことも出来ていなさそうだしな…。

それにしてもとんでもない進撃の巨人の能力が明らかになった。かねてから『時間と記憶に何かある』『ループしている可能性が高い』というのは匂わされてきたけど、『進撃の巨人は過去のみならず未来の継承者の記憶を見ることが出来る』『そしてエレンがグリシャ(そしてクルーガーも)の行動に影響を与えた』というのは想像を超えており、ただただ感心する。タイムパラドックスとか小難しいことを考えるのは後だ。

この進撃の巨人の能力が明らかになったことで、グリシャの前の進撃の巨人の保有者クルーガーがまだ生まれてもいないミカサやアルミンの名前を挙げた理由もここで分かる。

しかし、ジークは急ぎ始祖ユミルにエルディア人達から生殖能力を奪う様に命令し、始祖ユミルは動き出す…

ジークが『エレンの洗脳を解くため』とグリシャの記憶に連れて行ったことで逆にエレンはグリシャの行動に影響を与えることとなった。『感謝している』とジークに皮肉気に言うエレン。

…一体どんな未来の映像をエレンはグリシャに見せて、ジークではなくエレンの望みが叶うとグリシャに言わせしめたのか。愕然としながらそう問うジークにエレンはこう答える。

「あれを見たのは4年前…オレは親父の記憶から未来の自分の記憶を見た」
「あの景色を…」

進撃の巨人 30巻 諌山創 140/196

4年前、真の進撃の巨人の能力をまだ理解していなかったエレン。しかし、クリスタから勲章を与えられ、その手を取った時に父グリシャの記憶を見た。そしてその際にそこからこれから先の自身の記憶を見たのだと静かに笑う。これ22巻9話のシーン…ここからエレンの行動って一気に変わって行っているのはそのためだったのか。

だがそれを聞いたジークは始祖ユミルに『今すぐエルディア人達から生殖能力を奪え』と急ぎ命じる。エレンが過去のグリシャの行動にどう影響を与えようと、今ここでジークしか始祖ユミルに命令できないことは変わらない。そして、ジークはエレン自身、その『未来の景色』をすべては見てはいないことを見抜き、エレンが無力であることを説く。…ジークはやっぱり頭の回転が速い。

ジークの命令通りに動きエルディア人から生殖能力を奪うべく動き出した始祖ユミル。エレンは自身の指を千切って手枷から逃れ、吠えながら始祖ユミルを止めようと走る。だが、ジークはそんなエレンに静かに告げるのであった。

「無駄だエレン…一度動き出した始祖ユミルを止めることなど」
「この世の何者にもできない」

進撃の巨人 30巻 諌山創 143-144/196

第122話 二千年前の君から~明らかになる始祖ユミルの過去とエルディア人の歴史

…来たよ、ついに来たよ。このタイトル、1巻第1話タイトル「二千年後の君へ」に明らかに呼応している。この『二千年前の君』というのは始祖ユミルのことだった訳だ。だとすると、『二千年後の君』というのはエレン、あるいはエレンのみならず現世を生きる者達を指すのかな?クリスタ(ヒストリア)のお腹の中の子を含めて。そして、始祖ユミルの真実…彼女の人生が明らかになる。

それは恐らく2000年程前、…王フリッツが支配する小さな国エルディアで少女ユミルは一人の奴隷として生きていた。その国は文明が未発達で野蛮。ユミル達奴隷は舌を切られて言葉を発することも出来ない。

ある日、王の所有するブタが一頭いなくなり、王は『ブタを逃したものが名乗り出ないのなら奴隷全員の片目をくりぬく』と奴隷たちを脅す。恐れた奴隷達はユミルにブタを逃がした罪を押し付けた。王は皆のために罪を被ったユミルを嘲笑うかの様に『お前は自由だ』と言いながら森に放ち、犬と兵に追わせた。狩りの如く笑いながら矢を放ってくる兵達。片目をくり抜かれ体中に矢を受け満身創痍の状態で泣きながら逃げ惑うユミルは目の前にあった巨木の中に逃げ込んだ。

すると、うろの中は水で満ちており、始祖ユミルはそこで脊椎の様なモノに触れた。…それは一体何だったのか。とにかくそれに取り付かれたユミルは突如巨人と化し、王と兵達の前に姿を表したのだ。

…この状況で巨人化したら私だったら復讐のためにコイツら絶対に踏み潰すと思うけど、ユミルは多分生まれた時から奴隷で従属する生き方しか知らないから、そもそも反抗したり復讐するといった発想が無かったんだろうな。

始祖ユミルはその巨人の力でエルディアのために道を開き荒れ地を耕し橋を架け、エルディアはどんどん栄えていった。豪華な衣装に身を包むようになった王、フリッツは大人になったユミルを呼び出しこう言う。

「褒美だ。我の子種をくれてやる」
「フリッツの名の元、憎きマーレを滅ぼせ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 162/196

…うわあああ、欠片もいらねぇっ!…と思うところだけど、今まで全てをNOと言うことなく受け入れてきたユミルだ。命令通りマーレを滅ぼし、そして王の子種もありがたく頂き、三人の娘を生んだ。三人の娘の名はマリア、ローゼ、シーナ。パラディ島の壁の名前はこの三人娘にちなんでつけられたのだ。

そしてエルディアはますます栄えていく。しかし、始祖ユミルは決して幸せそうではない…。巨人の能力を持ち、王の娘を三人も産んだ始祖ユミルは周囲からそれなりに丁重に扱われているようだが、フリッツ王から女性として愛されている様子はない。フリッツ王は他に沢山の女を侍らせてにやついてるし。

しかし、ある日玉座の前でかしずいていた兵隊の一人が王に向かって槍を投擲してきた。とっさに王の前に身を乗り出し庇った始祖ユミル。槍はユミルの身体を貫き、ユミルは王の前で倒れた。泣きながらユミルの周りを取り囲む娘達。しかし、フリッツ王は玉座から動かずに血を流し続けるユミルを見下ろして冷徹に言う。

「何をしておる起きよ」
「お前が槍ごときで死なぬことはわかっておる」
「起きて働け、お前はそのために生まれてきたのだ」
「我が奴隷ユミルよ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 169/196

…おおお、本当にクソみたいな男だ、フリッツ王!!
だが、ユミルは巨人の能力で回復することなく、そのまま目を閉じ死んでしまった。そして気がつくと少女の姿で『全ての道が交わる座標』に佇んでいた。

…現在の巨人能力継承者たちが受け継いでから約13年で死亡するのが『ユミルの呪い』呼ばれているけど、これは始祖ユミルが巨人化の能力を得てから死亡するまでが13年だったことに由来している。始祖ユミル自身が槍に体を貫かれ、そして回復せずに死んだのは、元々能力に13年の期限があったのか、それとも心身の疲労が蓄積したところでフリッツ王の言葉に絶望してしまったからなのか…。

ユミルの死後、巨人の力を失うことを恐れたフリッツ王はマリアとローゼとシーナにバラバラにしたユミルの死体を喰わせる。

「食え娘達よ、何としてでもユミルの力を引き継ぐのだ」
「ユミルの体をすべて食い尽くせ、マリア、ローゼ、シーナ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 171-172/196

…このバラバラに切り落とされたユミルの死体を王が幼い三人の娘に喰わせるシーン…アニメseason2のエンディング『夕暮れの鳥』のシーンと完全に一致する。この絵面は相当インパクトがあったから脳裏に焼き付いている。

「夕暮れの鳥」で流れる映像。泣きながら母である始祖ユミルの肉を喰らう三人の娘達

『夕暮れの鳥』が原作漫画に先行して始祖ユミルとその子孫達の歴史についてヒントと言うかネタバレをしているのは分かっていたけど、ここまでえげつない話だったとは…。

三人の娘達がユミルの死体を食べたことで、座標の光の道は三筋に分かれた。娘達が巨人の能力を使う度に、ユミルがこの『道の交わる座標』で土から巨人の体を作り出した。

そして、フリッツ王は死ぬ間際三人の娘達に『子を産み増やし、ユミルの血を絶やすな』と言いつけた。マリア、ローゼ、シーナの三人娘とその子孫達はその言い付けを守り巨人の能力を使い、他国を侵略し虐殺を続けていった。

娘が死ねば背骨を孫に食わせよ
孫が死ねばその背骨は子から子へ
我が後生においても
我がエルディアはこの世の大地を巨体で支配し
我が巨人は永久に君臨し続ける
我が世が尽きぬ限り永遠に

進撃の巨人 30巻 諌山創 174-175/196

死してなお、自分の子孫…フリッツ王の子孫の奴隷であり続けるユミルは彼等が巨人の能力を欲する度、この悠久の時間が流れる『道の交わる座標』で一人で巨人の体を作り続けるのだ。

だが、そんなユミルをエレンが後ろから抱き止め叫んだ。

「終わりだ」
「オレがこの世を終わらせてやる、オレに力を貸せ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 176-177/196

エレンの『この世を終わらせる』という言葉に驚いたジークは慌てて『やめろ』と叫び、動きを止めた始祖ユミルに『俺の命令に従え、俺は王家の血を引く者だ!!』と今すぐ全てのユミルの民…エルディア人から生殖能力を奪うように急かす。

だが、エレンは始祖ユミルに言う。

「お前は奴隷じゃない、神でもない、ただの人だ」
「誰にも従わなくていい、お前が決めていい」
「決めるのはお前だ、お前が選べ」
「永久にここにいるのか、終わらせるかだ」

進撃の巨人 30巻 諌山創 178-179/196

そして始祖ユミルを後ろから抱きしめたまま、静かに尋ねるのであった。

「待っていたんだろ、ずっと」
「二千年前から誰かを」

進撃の巨人 30巻 諌山創 180-181/196

すると、始祖ユミルは歯を食い縛りながら涙を流し始めるのであった。

…今まで始祖ユミルの表情は影が掛かっていてハッキリ見えなかったが、ここで始めて描かれた。彼女はただ一人の孤独な少女に過ぎなかったのだ。そして『お前は奴隷じゃない』というセリフはこの作品の根底に流れるテーマそのもので、今までの展開の積み重ねはこのシーンのためだったのではと言ってよい程、響く。

その瞬間、現世、パラディ島の戦場では、ガビに吹き飛ばされたエレンの首から脊椎が伸び、離れたところにある身体へと繋がっていく。

それと同時に壁に亀裂が走り、中から大量の超大型巨人が現れるのであった…。

以下、感想と考察

怒濤の伏線回収…進撃の巨人の能力と始祖ユミルの過去

色々と衝撃的な真実が明らかになった30巻。進撃の巨人の能力に『未来の継承者の記憶が見られる(過去の継承者に未来を見せて行動に影響を与える)』という事が発覚。これで今までの、まるでループものであるかのような各キャラクターの言動の大半について説明がつく。

そして始祖ユミルの過去も明らかに。season2のED『夕暮れの鳥』の映像からある程度推測できてはいたものの、予想以上に悲惨で残酷だった…。

そんな中で『生きる』『自由』というこの作品のテーマは一貫しており、改めて話の筋、構成が相当に練られていることを感じさせられた。

地鳴らしの発動?壊れ行く壁の中の世界…パラディ島や世界はどうなる

そして、エレンは始祖ユミルの心の枷を解き放ち、『世界の終わり』を引き起こしてしまった模様。

『世界の終わり』とは具体的にどういった状態を指すのか。エレンが始祖ユミルに選択させた結果、どうやら『地鳴らし』が発動してしまったようで、壁の中に眠っていた超大型巨人が姿を現した…。これによってパラディ島も他の国々も滅亡してしまうのだろうか?『地鳴らし』というのは『地均し』…土地をまっ平にするという意味が込められている。エレンがグリシャに未来を見せた様子からしてもエレンが『最後の進撃の巨人の継承者』という風に見える。

エレンが『道の交わる座標』に達する直前に見た走馬灯の様な光景の中にさり気なく巻末のオマケ漫画『進撃のスクールカースト』とミカサとアルミンらしき姿があるのが気になる…。もしかして、ここで世界が完璧に滅んで作り直されて、『進撃のスクールカースト』の世界線に行くなんてないよね…??今回の『進撃のスクールカースト』で新興宗教としてのユミル信仰が出てきたりと、ちょっと本編と絡んで来た感じがするのでその可能性も0ではないのか??

進撃の巨人31巻の発売日等は?

ベルアラートの予想によれば進撃の巨人31巻の発売日の予定は2020年4月9日とのこと…今まで以上に先が気になる。

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