【漫画】あなたがしてくれなくても6話【感想・ネタバレ・考察】妻をアイスコーヒーに例える陽一…そしてみちに嘘を吐いてしまう

あなたがしてくれなくても1表紙

結婚5年目の32歳の吉野みちは、35歳の夫、陽一ともう2年間”レス”になっていることに悩んでいた。みちはこの問題についてぐらかそうとする陽一と冷静に話し合おうとしたが失敗。ケンカになってしまい、陽一は家出をしてしまうのであった。

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【漫画】あなたがしてくれなくても5話【感想・ネタバレ・考察】結婚して5年…互いに変わってしまったことを認めたみちは改めて陽一と話し合おうとするが…

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以下、あらすじとネタバレ

漫画喫茶、実家に家出した陽一はみちとの関係に思い悩む

家を飛び出した陽一はマンガ喫茶で一晩過ごし、そのまま会社へと向かった。通勤中、同じ会社の先輩の女性、三島(豊満で色っぽい眼鏡の女性)に出くわし『外泊したのか?』と尋ねられる。見抜かれ驚く陽一に三島は『何となく』と言う。陽一の携帯にはみちからLINEで『どこに泊ったのか?』というメッセージが来るが、陽一は『開きたくない』とゲンナリしてしまう。

その後仕事を終えた陽一は『みちが一週間出張になった』と嘘を吐いて実家に行く。そこから近所のコンビニに行った陽一は立ち読みした雑誌のグラビアに写る水着姿の女性にムラッとするものの、雑誌を戻す。その時、近くにあった女性誌の表紙に『妻だけEDの夫達』という言葉を見つけて思う。

病名ついたら楽なのになぁ…

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結局陽一はみちのLINEに既読をつけることが出来ていない。開いたら何らかの答えを出さなくてはならない気がするから。

オレ別にみちの事
嫌いになった訳じゃないんだよなぁ…

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飲み会で女性先輩社員の三島の発言に陽一はみちと話し合うことを決意する

会社の人達と飲みに行った陽一だが、気分は沈んでいた。

そもそも2人で仲良く暮らせているのだからそれでよくねえか?正直、いつかはしなくなるものだろうし』『オレは別にDVや浮気や借金をしてるわけじゃないのに、何でこんなに責められるのか』と考え込む陽一。

すると共に飲んでいた男性の一人から『この後風俗に一緒に行かないか』と誘われる。さすがにこの状況では…と思い断る陽一。彼も既婚者だったが『嫁は子供が産まれてからさせてくれなくなった。これは正当な権利だ』と言う。

「いいなぁ男の人は。そうやって逃げ道あるから」

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そう口を開いたのは黙って聞いていた三島だった。『させてくれない方が悪い』という男性に三島は『でもその逆だったら女の人には(風俗等の)逃げ道がない』と淡々と言い、そして、続けた。

「あ、だから不倫が多いのかな」

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三島の発言に『怖ぇー』という声が上がりつつも場は盛り上がる。しかし、その発言にドキッとした陽一。『みちに限ってそれはないだろうけど、ずっとこのままには出来ない』と飲み会後、みちのLINEに返事をし、話し合うことを決めたのであった。

みちと話し合おうとする陽一だったが、向き合えず、ある嘘を吐いてしまう

みちと話し合うために喫茶店で待ち合わせをすることになった陽一。まだみちは来ておらず、席についた陽一に店員が注文を聞きに来る。腹が空いても喉が渇いてもいない陽一はとりあえずアイスコーヒーを頼み、やってきたアイスコーヒーを見つめ思う。

もう味も臭いも全部わかってる
それに加えのども渇いてないのに飲めって言われてるみたいなんだよなぁ…

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アイスコーヒーと妻、みちを重ねてそう思う陽一。その直後にやって来たみちはいつも通りアイスレモンティーを頼んだ。ふと『いつもレモンティーを頼んでるけど飽きない?』と尋ねた陽一。みちは『だって美味しいし安心するから』と答え、それを聞いた陽一は内心で『そうなのか』と呟く。そして二人の間には気まずい空気が流れる。

『陽ちゃんはどう思ってるの?』先に口を開いたのはみちだった。陽一は言葉に詰まりながらも『今まで通りに暮らしたい』と伝えるが、それにみちは『それを言うために呼び出したの?』と失望した笑みを浮かべる。そんなみちに陽一は『オレ達は新婚でもないし、性格も合っていて仲良く暮らしている。体の関係が無くても十分夫婦として成り立っていると思う』と伝えた。

するとみちは傷付いたように『私はただHをしたい訳じゃない』と告げた。

「陽ちゃんに愛されてるって感じたいからなんだよ?」
「それって夫婦にとって大切じゃない?」

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その言葉が本当に理解できない陽一。『愛してるから結婚してるんだ』とみちに言うが、『愛してたらお互い求めあうのが普通じゃないの?』と言い返されてしまった。

答えに窮してしまう陽一。『アイスコーヒーみたいで腹いっぱいなんだよと言えたらどんなにいいか』と思いながらも、そんなことは言えず、この面倒臭い状況を何とかしたい…と口から出た言葉は、

「ED…かも… 」

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するとそれを聞いたみちは俯いて黙ってしまった。しばらく続く沈黙に怯える陽一。すると、みちが顔をあげる。みちは笑って言った。

「そっか わかった」

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以下、感想と考察

陽一の『したくない』という気持ちも尊重するべきなのだが…分からない最善策

態度や言動はムカつくけれども陽一の『みちとする気が起こらない』という正直な気持ちは尊重しなくてはいけないもので、責めるべきものではない。陽一目線から見ると、みちからの無言のプレッシャーというのもよく分かるのだ。だからこそみちと陽一は話し合って見つけるべきなのだろうけど。

しかし、やっぱり陽一が『自分はEDだ』とか言ってまた中途半端に逃げてしまうのは良くないだろう。何故そんな分かりやすい嘘を吐くのだ。アッサリと見破られちゃってるっぽいし。あと、本当に病院に担ぎ込まれたらどうするんだよ。

とはいえ、正直にみちに『お前じゃする気にならない』と伝えてもそれはそれでみちは深く傷付くだろう。だから陽一の『答えを出したくない』という気持ちも分からんではない。解決策、最善策を見出だすのは難しいのだ。…だが、やっぱり間の悪さと伝え方、そして今までの言動の積み重ねを考えると、やっぱり陽一が中々残念な人に思えてしまうのだ。

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アイスコーヒーや三島の発言など、今回もキレッキレ

前回のキーケースの下りといい、この『あなたがしてくれなくても』は人の心の機微を描くのが本当に上手いな。今回のアイスコーヒーについても色々と考えてしまう。いつもの味に何も魅力を感じない人と、分かっている味だからこそ安心できると思う人。どっちも人として当たり前の感情なのだ。

三島の指摘と言い、本当に鋭いな。『女性(特に既婚)は性欲の発散場所が無いから、不倫に走るのでは』と言うのは田房永子氏が『ママだって人間』でも言及していたけど、やっぱりそうなのかね。

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そして、中途半端な陽一の嘘に笑顔で『わかった』と答えたみち…これ、ヤバい奴だ。絶対に良くない笑顔だ、不吉だ…。果たしてこの後どうなってしまうのか…。

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