『約束のネバーランド』実写化に思う事①…発狂する気持ちは分るが役者を叩いてはいけない!非難するべき相手を考えよう

約束のネバーランド実写化

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まさかの約ネバ実写映画化、原作厨の私は設定変更に発狂する

ニュースを見て知った朝からキュウソネコカミの『NO MORE 劣化実写化』を歌いまくり、ひたすら『うおおおおおおおおっつ』と絶叫してしまった。

だって、『約束のネバーランド』の実写映画化が決まったって言うんだもん!数日前、夫と『万一実写化するならハリウッド映画か、海外ドラマがいいね』みたいなこと言い合ったばっかりだったのに、邦画でやるって言うんだもん!そんでもって主演…エマ役が19歳の浜辺美波って言うんだもん。色々と設定変更するって言うんだもん。そんでもって監督が平川雄一朗だって言うんだもん、うわああああああああああ。

設定変更に文句を言いたい…出荷の上限を12歳から16歳へ引き上げ

可愛いらしい浜辺美波ちゃんとは言えども、さすがに11歳を演じることはできないので、この作品の肝となる”出荷”の時期を12歳から16歳に引き上げる様だ…。つまり、エマ、ノーマン、レイの年齢は15歳…という事になるわけだ。

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フルスコア演じる3人の年齢がバラバラ

でもフルスコア組の年齢が15歳ということにしても、19歳の波辺美波はどうなんだろう…。もちろん、童顔で可愛らしいし、身長も低め…最近でも実写版『賭ケグルイ』とかで高校生を演じたりもしてるけど、15歳でかつ『天真爛漫な子供っぽさ』があるエマの役は少しきついのではないか?

そんでもって、その割にはレイを演じる城桧吏(じょうかいり…映画『万引き家族』の男の子ね)はまだ13歳。身長も高くないので、この子は普通に11歳で行けた気がする。

そして、ノーマン役の板垣李光人(いたがきりひと)は17歳。11歳を演じるにはキツイが浜辺美波よりもやはり若い。身長も低いので15歳は妥当。定を15歳に変えても脇を固める2人の方が若いので、そんな中で子供っぽさを残すエマを19歳の浜辺美波が演じると浮いてしまい、より『コレじゃない感』が出てきてしまうのではないかと心配になる。

せめて子役使ってよー、15歳で鬼ごっこで訓練とか言うのって…というか15歳3人いたらママのこと余裕でボコれない??

そういう訳で、レイ役の城桧吏以外も、ちゃんと子役を使うべきじゃないかと思うのだ。11歳児がみんなと鬼ごっこして、鬼ごっこしながら他の子供達を鍛える…というのは絵になるけど、15歳位の子がそれをやってるとなると、流石に「は?」となってしまう。なんかフルスコア組の”賢さ”と”無邪気さ”のバランスが崩れまくりである。

というか、フルスコア組が15歳近いという設定になると、エマやレイは運動神経いいのだから、物理的にママのことを余裕でボコれてしまう気もするので、やっぱり設定として無理があると思う…。

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というかイザベラとクローネのキャストは??

もちろんこれは大人の事情だ。目玉になる主演に有名な女優を持って来ないと集客が見込めないということだろう。でも、イザベラとかクローネに大女優を引っ張って来れたら(年齢的に、そんでもってアクション出来るとしたら綾瀬はるか??)一応そこはクリアできそうな気もするけど。というかイザベラとクローネは誰がやるの??

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叩きたい気持ちは分る一方で、主演の浜辺美波を叩くのは間違っている

…というわけで、とにかく実写化について『ない』と思ってしまうし、原作厨の私の他にも批判する人も沢山いる。だけど、主演、エマ役の浜辺美波を非難する人に対しては『それは違う』と思う。

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いつも矢面に立たされる俳優、女優達…責任は監督・脚本・キャスティングをした人たちが取るべき

なんかいつも、ドラマや映画がコケる、あるいは原作とイメージが違ったりすると主演俳優・女優がボコボコに叩かれるけど、彼らがよほどの大根役者だったり、直前に不祥事を起こしたりしない限り、失敗の原因は監督・脚本・キャスティング側にあると思うのだ。

ここは人によって考え方が違うと思うけど、作品の質は役者以上に脚本に掛かっていると個人的に思っている。

出演の話や依頼が来たら売り出し中の若い俳優、女優はそれを蹴れる立場にないのだから、与えられた職務を全力でこなすしかない。演技力の是非はともかく、『その役を受けたこと』自体で演者が袋叩きにされるのは理不尽だと思う。そして、原作ありの作品だったら仮にそうじゃなかったとしても『原作のファンです!!』と言わざるをえないだろう。『原作全然読んだことないし、興味ないです』なんて口が裂けても言えないのだから。『本当に原作読んでるのかよ』とか『読んでるなら世界観壊すような仕事引き受けるな』とか批判するのは野暮だ。(特に今回は天下の少年ジャンプの作品なのだから、主演者たちが以前から読んでても全然おかしくないと思うし。)

…まあ、監督や脚本家なんてそこまで表に出てこないから、どうしても批判やヘイトは看板に出る主演俳優、女優に向いてしまうのだろうが、叩くときには一呼吸置いて冷静になりたいものだと思う。一人の原作厨として。

監督、平川雄一朗氏と脚本、後藤法子氏に対するトラウマ…映画『僕だけのいない街』は何だったのだ

ちなみに、個人的に実写化に対して一番不安なのは、監督が平川雄一朗氏で脚本が後藤法子氏であることだ。

何でって?映画『僕だけがいない街』を観たからである。実はこの映画の直前、某アニメ映画(評価が完全に分かれる)を夫と観ており、「この映画を超えるクソ映画はそうそうないだろう」と言い合い、「口直しに観てみよう」とアニメ版を楽しんだ(私はマンガも読んでいた)『僕だけがいない街』を観て、夫共々爆死したのだ。

だって、原作で死ぬことがない主人公がラストに唐突に死ぬと思いますかね!?主人公、藤沼悟を演じる藤原竜也がラスト、及川光博が演じた八代学と揉み合いになった末、ナイフが首にザクッと刺さった時、私は夫に『頸動脈切れたから現実だったらこれ死ぬよー』と言って笑ったのだったが、本当にそのまま主人公が死んでしまったので夫と( ゚д゚)という顔をして見つめ合ってしまった。

駄作の次に駄作を掴まされると人は絶望する。それ以降、映画は怖くてレビューを見てからじゃないと観れなくなってしまった…。

でもちゃんと見ないと正しい評価は出来ない

そういう訳で、監督が平川雄一朗氏で脚本が後藤法子氏であることで、この実写版『約束のネバーランド』についてひとしきり絶望したのだけど、キュウソネコカミが『NO MORE 劣化実写化』で最後に歌っているように、結局は自分の目で観ないと何も判断できないのである。平川雄一朗氏の作品の全てが酷いとは思わないし…。

なので、文句垂れながらも余裕があったら観てみようと思っていたりもする…レビューがある程度良ければね!!

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