【アニメ】BEASTARS(ビースターズ)10話【ネタバレあり感想】ハルを助けにシシ組のアジトに乗り込むレゴシ~一方、窮地に陥ったハルは自身の人生を振り返って…


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最新刊も中々面白いんだけど、アニメは時系列的にかなり前なので『こんなことあったな…』とか思ってしまう。

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Contents

ハルを救いに裏市に来たものの、シシ組の居場所が分からずさ迷うレゴシ

シシ組に攫われてしまったハル。裏市までハルを救いに来たものの、当然シシ組のアジトの場所なんて知るわけもなく途方に暮れるレゴシ。ちなみにレゴシは若者の中でも『トップクラスの情弱(情報弱者)』でこの時の所持金は432円、しかも慌てて出てきたから携帯も置いて来ちゃってます。仕方なく道行く人にシシ組について尋ねるものの、皆シシ組を怖れ関わりたくないために逃げてしまう。

そして、柄が悪い二人組に絡まれてしまうレゴシ。原作だとこの2匹がシシ組の噂話をしていて、レゴシが聞き耳を立てたことで絡まれるのだけど、アニメではレゴシがぶつかってしまい絡まれたところを『シシ組ってどこにいますか』と尋ねる。この二匹は『教えてやる』と騙してレゴシを裏道に連れて行き、カツアゲされるという流れに変更。でもアニメ版だと『池』ってヒントさり気なくくれてる。

そんなレゴシのピンチを笹ボーガンで救ってくれるのは”ちょっと強いお医者さん”ことパンダのゴウヒン先生。パンダって呼び捨てはダメよ。

レゴシがハルを救おうとするためにシシ組に行こうとしているのを知ったゴウヒンは止める。『シシ組は食殺をビジネスにしているヤバい集団』と語るゴウヒン。この時アニメで流れるシシ組の映像、暗いけどちゃんとイブキさんがいるのが嬉しい。

しかし、そんなゴウヒン先生の忠告を聞いたって当然レゴシは救出をやめる訳はない。シシ組の地図を原作では地面に描くレゴシだが、アニメ版だと放置され誇りが積もった車の窓に描こうとする。

ここで原作漫画とアニメ版の大きな違いは、原作漫画だとここでゴウヒン先生が『加勢してやる』というのだけど、アニメ版はレゴシが『池の場所を教えてくれないならいいです』とさっさと行っちゃうし、ゴウヒンも『クソガキ、勝手にしろよ』と見放すような事を言う。まあ、最終的には加勢してくれるんですけどね。

雨の演出キレイだな。隕石祭の会場ではジュノがルイに何があったのかを問い質す。ルイとレゴシの間に何かあり、レゴシがどこかに行ってしまったことを察したジュノ。そんなジュノにルイは切なそうに『あいつは戻ってこないかもしれない、俺は何も止められなかった』と言う。

シシ組のアジトにやってきたレゴシ…レゴシとゴウヒンはライオン達と戦う

シシ組の館が原作よりも小綺麗な感じに。あと、原作だと入口に草食獣の死体がぶら下がってるのだけど、流石にアニメでは出来なかったか。早速、構成員とバトルになるレゴシだけど、ハルの匂いを感じ取って激昂。久々に鼻炎のCM&甲鉄城のカバネリみたいな血管真っ赤演出が来た。

怒りのままに構成員をボコるレゴシだが、『ハルちゃんは俺のものだ、俺の獲物だ』と心の中で叫び、ギョッとしてしまう。自分はハルのことを『獲物』だと思っているのかと。怯んでマウントを取られてしまうレゴシ、だがそこにゴウヒン先生が登場し、加勢して助けてくれる。

噛みつき攻撃の有効性を説きながら、自身の心に戸惑うレゴシにこう言ってやるのだ。

「狩猟本能から産まれた恋…だとしてもお前は行動で結果を変えたいんだろ」
「逃げるな!正しい行動ってのは価値がある分自分はしんどいもんだ」

BEASTARS 板垣巴留5巻  102-103/196

…本当に良い師匠キャラをしているゴウヒン先生。『自分の獣を飼いならせ』と言われたレゴシは決意を固めてゴウヒンと共にアジトに乗り込んでいく。原作漫画だとここでの乱闘はほぼ外で行われたけど、アニメでは屋敷の中。屋敷の中、ゲームとかでありそうな古い洋館風なのね。バトル描写に力が入っている。クマは鼻に神経が集中しているとか、いつかどこかで役に立つかもしれないので覚えておきましょう。

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走馬灯を見るハル…しかし、最後にレゴシのことを思い出して…

シシ組のボスに”検品”されながら脳内で遺書をしたためるハル。『自ら走馬灯を作っていくスタイル』って中々斬新。ここで明かされるハルの過去と誰にでも体を許した理由。

ごく普通の家庭で愛情を注がれて育ったものの特に体が小さかったハルは『ウサギはか弱く何かあると簡単に死んでしまうのだから用心して生きなさい』と言われて育ったハル。そして、成長するにつれてどの動物からも常に赤ん坊を見る様な、憐憫を含んだ眼差しを向けられるようになる。…向けてる側はきっと悪意もないし、無意識なのだろうけどね…。

だが、中学3年生になりウサギのオスから告白されて初めて経験したハルは”行為中”であれば対等になれるということに気付く。『弱者として扱われない嘘のない交流』『この世界に認められている』…そう感じてしまったハルは友人を失い軽蔑されても誰とでも寝てしまう様になったのだ…同情されるよりマシだと。

…何だろうね、この話。世界観も設定もフィクションでぶっ飛んでるものなのに、このエピソードは妙なリアリティがあって胸に来るものがある。ちなみにハルの初体験の相手のこの絶妙に不細工なオスウサギはオグロジャックウサギという大型のウサギらしい。

そんな自分の人生を振り返り『くだらない』と思うハル。しかし、心残りは『本当に好きになった男の子』…ルイに本当の気持ちを言えないこと。

…そう心の中で震えながら遺書を書くハルの手を誰かが止める。それはレゴシだった。何を考えているのかよく分からないが、いつも全力でぶつかってきたレゴシのこと思い出したハルは『最期くらいあなたに恥ずかしくないウサギでありたい』と思って立ち上がり、シシ組のボスに抵抗する。このときのハルちゃん格好いい。しかし、この挑発でシシ組のボスは怒ってしまい、ハルは今度こそピンチに。

そのタイミングで主人公らしくカッコよく登場するレゴシ。飛び散るシャンデリアの破片が美しい。ボスと取っ組み合いになるレゴシにハルは『何で来てくれたの?』と叫び、レゴシは『理由はあり過ぎて言えない』と返す。こういう時に格好いいことが言えないのがレゴシでハルも『バカ』と叫ぶのであった。この二人のやりとりが好き。

次回11話は?

番組表を見ると次回11話はまだ最終回ではないよう。25日の12話が最終回かな?アニメはどんな風に終わりにするんだろう。原作漫画を読んでいても色々と先が気になる。

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