【漫画】あなたがしてくれなくても34話【感想・ネタバレ・考察】同僚の妊娠・再婚に衝撃を受けた楓は新名を自ら誘う…

あなたがしてくれなくれも 5巻表紙

夫、陽一とのセックスレスに悩んでいた吉野みちは同じ悩みを抱える同僚の新名誠と相談し励まし合ううちに互いに好意を抱くようになり『体の関係を持たない』という条件で交際を始めた。

しかし、夫の陽一の態度が改善されたことからみちは新名との関係を後ろめたく思う様になり、新名に別れを告げ、新名もそれを受け入れた。新名の妻、楓も今までの仕事中心の生活態度を反省し新名に歩み寄る様になっていった。

だが、みちは無意識のうちにセックスについて陽一にプレッシャーを与え続けており、陽一はストレスを溜め込むようになっていく。一方、新名の方はみちへの想いを断ち切れず苦しみ続けるのであった…。

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Contents

以下、あらすじとネタバレ

楓は親しい同期、川原が体調を崩していることを知り驚く

出版社で仕事をしている楓。新人の横井がまだ仕事を完全に終えていないにも関わらず帰る様子に『今の新人は本当に甘い』と思う。自身や同僚の川原が入社した頃はもっとがむしゃらだった。二人は『一緒に編集長になろう』と言い合っていたのだ。

そんな昔を懐かしく思いながら、今時の新人の在り方を『あんなんで大丈夫なの?』と心配し、『これってパワハラかな』とも悩むのであった。

すると、楓の携帯にメッセージが届く。それは丁度今思い浮かべていた同期の川原からで『実は今日、会社を休んでいて話がしたいから仕事帰りに家まで来てくれないか?』という内容だった。

盟友の異変を感じて心配する楓だったが、『今日の夕飯作りどうしよう』と悩む。最近、夫の新名に変わった姿勢を見せるために努力を続けている楓。考えた結果、『今日くらい大丈夫なはず』と新名に『今日は夕飯作れなくなった』とメッセージを送り、川原の元へ行くことを決めるのであった。

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みちと新名の破局を残念に思っている華

楓から『今日は夕飯作れなくなった』というメッセージを会社の廊下で受け取った新名は淡々と歩きながら『気にしないで、仕事頑張って』と返信する。

そんな新名にすれ違って挨拶をした華は『お疲れ様です』と挨拶するついでに、まじまじと新名の顔を見つめてしまう。みちと新名の事について、つい何かを言いそうになってしまうのだ。

何とか堪えた華は『恋愛は当事者同士にしか分からないことがあるから』と自身に言い聞かせるが、ふとこう思う。

私 二人が別れたの残念だと思ってるんだ

あなたがしてくれなくても34 ハルノ晴 

かつては自身が新名を狙っており、恋敵は蹴り落してきた華。自身がみちと新名の恋を心から応援していたことに気付き驚くのであった。

川原の元へお見舞いに行った楓…川原はなんと妊娠していた

仕事を終えた楓は川原の住むマンションまでお見舞いに向かった。すると、川原は驚くほどげっそりとやつれており、楓はインフルエンザを疑う。しかし、川原から意外な事を明かされるのであった。

「妊娠!?具合悪いってつわり!?」

あなたがしてくれなくても34 ハルノ晴 

川原は病気ではなく、妊娠してつわりで体調を崩していたのだ。

妊娠はもちろん、川原に現在交際相手がいると聞いていなかった楓は驚く。

そんな楓に川原は『妊娠は想定外で、一瞬”最悪な事”も考えた』とクッションに顔を押し当てて言う。

「でもやっぱ実際 心臓の音聴いたら無理だったよ」
「子供なんていらないとか言ってたくせにね」

あなたがしてくれなくても34 ハルノ晴 

交際相手も結婚しようと言っているようで、川原は机の上に記名済みの母子手帳を置いていた。

「産むことにした」

あなたがしてくれなくても34 ハルノ晴 

クッションを強く抱きしめながらそう告げた川原。そんな川原に楓は笑顔で『おめでとう』と言い、川原も照れくさそうに『ありがとう』と答えるのであった…。

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内心では同じ夢を追っていた川原の変化に動揺していた楓だったが、新名との温かい思い出を振り返って…

しかし、帰り道の楓は浮かない表情をしていた。

一緒に編集長にまで出世しよう…そう目標に向って行っていた川原。彼女が主婦雑誌に異動した時もショックを受けていたが、その再婚と妊娠にはもっと動揺していた。

とはいえ、楓は『自分だって結婚するなんて思っていなかったのだから』と考える。

夫、新名誠と出会うまで何人か『自立している女性が好き』『仕事を応援する』と言う男性と付き合ってきた楓。しかし、蓋を開けてみれば彼らは当然の様に家事を楓に押し付けようとしてきた。そのため、新名が『オレが楓を支える』と言うのも口だけだろうと思っていた。

しかし、新名は本当に疲れた楓を気遣い積極的に家事をしてくれたのだ。楓の帰宅が深夜過ぎても起きて待っており、料理を出してくれる。

「もし誠が仕事出来なくなっても私が支えるからね」

あなたがしてくれなくても34 ハルノ晴 

感動のあまり自然とそんな言葉が口から出た楓。すると新名は『心強いな』と優しく笑ったのであった。

…そんな事を思い出した楓は『今思えば逆プロポーズだったかも』と温かい気持ちになる。

そして、新人の横井がインスタグラムで積極的に広報活動をしているのを見て『会社に張りついているだけが仕事ではない』と感じた。どうしても今までの自分の経験だけを元に判断してしまうがそれが全てではない…そう楓は自身に言い聞かせるのであった。

帰宅した楓は自ら新名を“誘う”

楓が帰宅したのは11時過ぎた頃だった。起きていた新名は楓に『野菜スープだけでも食べる?』と優しく尋ねキッチンに向かう。

ここのところ冷たかった新名が目を見て話してくれただけで楓は嬉しく感じ、同時に楓に『夫に冷たくされるのがこんなに辛いとは思わなかった』と涙を浮かべた。

夫婦だって変わっていくのに関係が壊れる寸前まで気付けなかった、夫婦という関係に甘えすぎていた…そう考えた楓は突然後ろから新名に抱き付きこう言った。

「…誠」
「私…いつでも大丈夫だから」

あなたがしてくれなくても34 ハルノ晴 

驚く新名にそう言って暗に“誘った”楓。まだ関係を取り戻せるはず…そう心で祈りながら…。

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以下、感想と考察

同期、川原の妊娠・再婚に色々と思った楓は何と自ら新名を誘う

ちょくちょく出てくる、楓のバツイチの同期の川原さん。妊娠して再婚することに。色々と悩んだ末の決断とのことだが、おめでたい。

どうしても女性は結婚・妊娠・出産で当初の夢や希望から路線が外れていくことが多いからな…それは決してネガティブな事だけではないのだけれども。色々と悩んだ末、再婚して出産する決意をした川原さん…とりあえず、おめでとう!

しかし、川原さんのところに行くならちゃんと『同僚のお見舞いに行く』って新名にちゃんと伝えればいいのに。それを『夕飯作れなくなった』としか言わないんだもん。それじゃあ、また仕事にかまけていると誤解されても仕方がないよね…実際に新名はそう思って『仕事頑張って』とか返してるし。そういうところ、楓はどうかと思うよ…。まあ、その辺り今回新名さん怒っていないみたいだからいいけどさ…。

それにしても楓が自ら新名を誘ったのは驚き。夫婦の絆を取り戻すために行動に出た楓だが、果たしてそう、上手く行くのだろうか…。

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