モンキーピーク the Rock、登場人物・キャラクター最新まとめ~wikiより詳しく、ネタバレあり

モンキーピークtheRock1巻表紙

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あらすじ

『モンキーピーク』…岩砕山の惨劇から1年。生き残った早乙女達は平穏な暮らしをしていたが、猿の探索に携わった宮田が行方不明になってしまう。早乙女は行方不明者救助のための自衛隊の部隊に”アドバイザー”として同行し、猿の秘密が眠るとされる”安蔵(やぐら)の森”に向かう。しかし、そこで早乙女含む20名の捜索隊は洞窟の中に閉じ込められてしまい、そこの新たな”猿”の脅威が襲い掛かる…!

捜索隊の生存者・生き残り(最新巻時点)

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早乙女 稜 24歳

前作『モンキーピーク』からの主人公。左の眉尻に傷跡があるツンツン頭の男性。現在は自身の子供を身籠っている恋人の佐藤貴子と同棲している。

一度は高橋から”安蔵の森”への猿の探索隊に誘われた際は宮田と佐藤と相談し合った結果、断ったものの、『宮田が捜索に関わり行方不明になっている』と聞かされ、”安蔵の森探索隊第二班” に”アドバイザー”という立ち位置で加わり、宮田を助け出すことを決意した。

高橋に対してはうさん臭さを感じており(当たり前だ)、警戒している。一方で隊員達の様子を見て『冷静と団結…”岩砕山”の時とは大違いだ』とまだ安心している。

”アドバイザー”という立ち位置でいるものの、前作同様に人望が無く、再三猿の危険性を訴え続けるも皆あんまり言う事を聞いちゃくれない。…何でだ。

前作では主人公補正もあって驚異的な身体能力を発揮したが、”岩砕山”での壮絶なサバイバルの結果、足の指を三本失う等深刻な肉体のダメージを受けており、現在は走ることも出来ない体になっており、また10㎏の装備を持つのがやっとの状態である。

赤崎 大学院生 24歳

恐らく本作のヒロイン枠。ショートカットで瞳が大きい愛嬌のある女性。木ノ下の元で生物学を研究する大学院生。院生だが隊員達からは”赤崎先生”と呼ばれている。

マイペースで動物をこよなく愛しており、猿についても『どんなニオイがするのか』『一度生で見たい』と純粋な好奇心を持っており、また”岩砕山”の生き残りである早乙女の事を尊敬している様でフレンドリーに接してくる。

生物学の院生という事もあって猿への愛情だけでなく知識も持ち合わせており、『洞窟で暮らす猿はまだ確認されていない』等の情報を早乙女に語る。

明るい性格をしているが、洞窟内での地震で隊長が意識を失ってしまった際は流石に『どうなってしまうのか』と震え、不安がる様子を見せる。また、猿に食われた金井の死体を見た際は嘔吐してしまう。

洞窟内の猿に対して、隊員達に銃の使用禁止を求める木ノ下と高橋、そして猿の危険性を説き殺すべきだという早乙女の間で意見が割れているなか、原から意見を求められ、悩みながらも『猿にも生きる権利があるから殺してはいけない』と発言。これが決定打となり隊員達は銃を没収されてしまう。

…彼女一人が銃の使用禁止を決めた訳では無いのだが、意見が割れている中の最後の一人であったため、この『猿にも生きる権利』発言は千葉を始めとする一部の隊員のヘイトを集めてしまった感は否めない。

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木ノ下 大学准教授 40歳

ロン毛のオッサン。猿が死んでしまう事を怖れているため、隊員達には銃を使わず、自身の許可の元で麻酔銃を使う様に指示。 根っからの学者なので戦闘能力・サバイバル能力は皆無で臆病、院生である赤崎に手助けされ励まされて何とか洞窟を進めている状態。洞窟内の探索も及び腰で『フィールドワークは君に任せる』と言って赤崎に行かせ、自身は安全そうな場所を離れようとしない。典型的なお荷物系オジサンである。

『万全のサポートがあり絶対に安心』と言われたため今回の探索に同行したという経緯があるため、今回の探索が実は極秘裏に行われており、自衛隊本部の助けが期待できないと聞かされた際は涙を浮かべて取り乱し、以降も何かとパニックを起こす。

同時に、マッドサイエンティストキャラも担っており、金井が猿に食い殺された際には『人を襲うだけでなく食べる猿なんて、大発見だ、素晴らしい』と歓喜して見せる。泣いたり笑ったりを忙しいヤツである。

その上で清水が麻酔銃を使わずに猿に向けて発砲した事に怒り、副長である原に隊員達から銃を取り上げるように要求。早乙女に反対されるが、高橋や赤崎が同調したため木ノ下の意見が通り、隊員たちは銃の所持が出来なくなった。

高橋 学 内閣情報調査室情報集約センター次長 42歳

内閣情報調査室情報集約センター次長という肩書の男性。眼鏡をした真ん中分けの男性で、口の右下にホクロがある。

物語の一か月前に早乙女・佐藤・宮田に『猿の探索・捕獲に協力してほしい』と猿の潜伏先として考えられる”安蔵の森”に探索隊の”アドバイザー”という立場での同行を依頼した。一度は早乙女に断られたものの、後日『猿の探索部隊第一班に同行していた宮田が行方不明になった』と電話してきて、早乙女を猿の探索&行方不明者救助のための”安蔵の森探索隊第二班”に誘った。

一見丁寧な物腰だが、上述の通り”宮田が行方不明”というのも結構怪しく、その上何かと意味深な発言&笑みを浮かべたり暗い目をしてみたりと怪しさと疑惑が半端ないオッサンである。その上、洞窟に閉じ込められたというのに焦ったり恐れたりする様子が一切なく余裕をぶっこきまくっている。疑うなと言う方が無理である。

そして、学者である木ノ下と赤崎、アドバイザーである早乙女には今回の探索が極秘裏で傍受や逆探知を防ぐために自衛隊本部とも連絡を取り合わないものであることを意図的に隠匿して同行させた。

普段は慇懃無礼な態度を取ってはいるものの、猿については『我々のものだ』と発言し、凄まじい表情で歯を食いしばる等、木ノ下以上のに執着している様子を垣間見せている。

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東 隊長 44歳

”安蔵の森探索隊第二班”。 階級は三佐。鼻の下にヒゲを蓄えており、右頬から首筋にかけて肌色が他の箇所と異なる(皮膚移植の痕か?)。人望に厚く、その実力から『生きる伝説』とまで言われている。

自衛隊本部にも連絡を取れない今回の極秘の作戦に当たっては、理不尽な所もある高橋や木ノ下の注文に従っており、根気よく部下達を指揮する。

狭い洞窟に入るにあたって隊員達に装備の大半を置いていくこと、特に崩落の恐れがあるので手榴弾を必ず置いていくように命令した。

部下思いな人物で、崩落で室田を目の前で失った際は悔しがる。また、非常に冷静で崩落によって洞窟内で生き埋めになってしまい、救助の見込みが薄い中でも、積極的に部下達の意見を聞きいれ、他の出口を探す為に洞窟を進む様に指示をした。

しかし、洞窟内の大穴に下りている最中に起きた地震のせいで落石に当たり負傷。鎖骨骨折の上に脳震盪を起こし意識を失ってしまっている。

洞窟に入る前に何者かの視線を感じていた。

原 副長 38歳

”安蔵の森探索隊第二班” 。かなり大柄でいかつい体格(どこか前作『モンキーピーク』の安斎を彷彿させる体格)をしている太い眉毛と垂れ目が特徴的な男性隊員。慎重な性格な様で猿の戦闘力を侮る金井を諫めるが、同時にこの”第二班”が精鋭であると自負しており、『猿には学者先生(木ノ下と赤崎)とアドバイザーさん(早乙女)には指一本触れさせません』と言っている。

東隊長の意識が戻るまで指揮権を取ることになったが、危険な状況にあるにも関わらず猿の生け捕りに執着し、隊員の銃の没収を要求する木ノ下や高橋の言動ににストレスを溜めている様子が見られる。

吉川 26歳

”安蔵の森探索隊第二班” 。五分刈りで小柄な体躯、丸い大きな瞳が特徴的な男性隊員。

小柄で身軽な体格を活かして”第二班”において、洞窟の中や更にその内部にあった穴の奥等の斥候や先頭を任されることが多い。性格も非常に冷静で物怖じしないようで、斥候を怖れることはなく、また洞窟の崩落や猿の襲撃にも全く狼狽える様子を見せなかった。

沼口曰く『殺し合いで吉川より強い者はいない』とのこと。

猿によって金井が殺された直後、他の隊員たちが慌てて警戒する中、一人だけどこか楽しんでいるような表情を浮かべており、その様子はどこか前作『モンキーピーク』の八木を彷彿させる雰囲気がある。

洞窟の入口を斥候した際に宮田のペンダントを拾った。

下柳 28歳

”安蔵の森探索隊第二班” 。かなりの高身長のガッシリした男性隊員。洞窟に入るにあたって赤崎と木ノ下につくように隊長から命じられる。高身長のため狭い洞窟の入り口付近では上手く身動きを取れなかったが、崩落の際に早乙女に助けられ無事に生き延びることが出来た。それ以降早乙女には恩を感じている。

沼口曰く、総合格闘技では一番強いとのこと。

千葉 32歳

”安蔵の森探索隊第二班”。頭にバンダナを巻いているつり目の男性隊員。やや口や態度が悪く、岩砕山の後遺症で体力を失い、10㎏の装備を持って歩くのがやっとの早乙女をバカにしており、何かと喚く木ノ下に対しては『うるせえっ黙れ』、猿の生きる権利を説き銃の所持に反対した赤崎には『頭湧いてる』と何かと読者の気持ちを代弁する。

洞窟に閉じ込められた後は隊員の中で最も洞窟に閉じ込められたことに苛立っており、また時折手を震わせたり冷や汗をかいて息を切らしている様子から何らかの依存症及び禁断症状を持っている可能性が高い。

以上の様にやや素行に問題はあるものの、清水とは親しく可愛がっている描写が見られ、清水に対しては秘かに禁止された手榴弾を洞窟内に持ち込んでいる事を明かし、『俺に何かあったらお前が使え』とキッチリ死亡フラグを立てている。

清水 24歳

”安蔵の森探索隊第二班” 。整った顔立ちをしている最年少の女性隊員。明るくやや砕けた口調で話し、同性でかつ同い年の赤崎を何かと気遣う様子を見せる。

千葉と共に猿に食われている金井を発見し、猿に向かって発砲した。

千葉と親しい様子が描かれており、千葉からは『俺に何かあったら使え』と秘かに手榴弾を持ち込んでいる事を明かされる。

阿部 31歳

”安蔵の森探索隊第二班”。無精ひげに糸目のがっしりした体格の男性隊員。

若い頃に遊びではあるが、ガイド付きの探検ツアーに参加したことがあり、その経験から洞窟の知識を持ち合わせている。

猿の出現をどこか喜び楽しんでいる様子の吉川を見て戸惑う。

沼口 30歳

”安蔵の森探索隊第二班”。 太い眉毛が特徴的な男性隊員。洞窟に入る前に隊長から早乙女につくように命じられる。早乙女に『我が隊は優秀』と語り、特に体調である東を”生きる伝説”と尊敬している。

捜索隊、 死亡者(長く生き延びていた順)

洞窟に閉じ込められて以降の死亡者

金井 30歳

”安蔵の森探索隊第二班”。丸坊主で顎髭を生やした三白眼の男性隊員。 体力を失っている早乙女のことを千葉と共にバカにしており、皮肉気に『伝説の勇者様にしてアドバイザー』と言っていた。また、『猿を探すだけなら猟友会で十分だろう』と今回の作戦について不満を漏らしていた。

洞窟内で脱出口を探している際、千葉、清水と共に行動をしていたが、小便のために一人岩陰に入る。そこで、猿に襲われ喉を切り裂かれた後に腹を裂かれ内臓を喰われて死亡した。

洞窟の入り口を守っていた隊員3名(死亡した??)北条・伊藤・若林

”安蔵の森探索隊第二班”。 隊員の大半が洞窟内を探索する際に入口を守るように隊長から命じられた。恐らく眉毛が太いのが北条、小柄で鼻が低いのが伊藤、サングラスをかけていたのが若林。

洞窟の入口から何者かに手榴弾を投げ込まれた状況などから、猿あるいはその協力者に襲われ死亡したと考えられている。

手榴弾とそれによる洞窟内の崩落で死亡した隊員4名

室田

”安蔵の森探索隊第二班”。隊長の近くで行動することが多かった、鼻の穴が横に広い男性隊員。手榴弾による洞窟の崩落が起こった際、内田を救出しようとする三木を諦めるように説得している内に避難が遅れ、隊長の目の前で落石に潰され死亡した。

三木

”安蔵の森探索隊第二班”。スポーツ用眼鏡を掛けた男性隊員。軽口を叩く。
洞窟内で手榴弾による崩落が起きた際、逃げないで先に落石に潰された内田を助けようとしたところ、頭部に落石が当たり死亡した。

内田

”安蔵の森探索隊第二班”。口周りに薄いヒゲを生やしており、前歯がすきっ歯。洞窟内で入口付近に投げ込まれた手榴弾の影響で目にダメージを受け、その後に起きた崩落で落石に潰され死亡した。

梶本

”安蔵の森探索隊第二班”。ソバカス(痘痕?)の多い男性隊員。最後尾で洞窟に入ったものの、入口付近に何者かが投げ込んだ手榴弾の爆破に巻き込まれて死亡した。

猿とその仲間達

猿(岩砕山にいた猿)・魔猿

前作である『モンキーピーク』の”岩砕山”、またその外伝である『モンキーサークル』で”安蔵の森”に出てきた猿及びその仲間とされる猿。”鬼猿”や”魔猿”等と呼ばれることもある。

その体格は成人男性よりも大きく、俊敏な上に地下強く、木の棒で襲ってくる他、爪や鋭い牙で攻撃をする。また、知恵があり人間に対して簡単なワナを仕掛けることもある。(詳細は『モンキーピーク』及び『モンキーサークル』の記事を参照)

その一方で野生の猿らしく夜目は効かず、夜間は焚火等の灯りが無い限り襲ってくることはない。

”岩砕山”で死亡した個体の体に付着していた花粉等から調査をした結果、”安蔵の森”で過ごしていたことが分かり、かつ様々な状況証拠から”岩砕山”にもう一匹この猿がいた可能性が高いことが”内閣情報調査室情報集約センター”の高橋達の調査で発覚し、実際に”安蔵の森”で”探索隊第二班”の前にも一瞬だけ姿を現した。

”岩砕山”の一件が世界中に明るみになっている現在、アメリカの大富豪が自然保護活動の名目で生体1頭10億円、フレッシュなものであれば死体でも1体2億円の賞金を懸けており、現在は国内に猿を探すグループがいくつか入り込んでいるという。

安蔵の森の洞窟内の猿

早乙女達”安蔵の森探索隊第二班”が洞窟の中で遭遇した猿。その容姿と性質は”岩砕山”の鬼猿と大きく異なる。

  • ”岩砕山”の猿と比べて小柄で体毛も短く、ハッキリと耳の場所が分かる等、全く異なる容姿をしている。
  • ”岩砕山”の猿が夜目が利かなかったのに対し、灯りのない洞窟の中を自由に移動していると思われる(洞窟の中は夜行性で知られる猿のロリスでも活動できない暗闇)。
  • ”岩砕山”の猿が人に噛みつくのはあくまで攻撃のための手段であったが、この洞窟の猿は金井の内臓を食している。

この様に”猿”としても不可解な点が多い。

口元を覆った謎の黒ずくめの人物

洞窟に入る隊員達の様子を木の陰から見ていた人物。黒い服を着て黒い布で口元を覆っている。正体不明だけどめっちゃ怪しい。

その他

宮田 24歳

前作『モンキーピーク』から引き続き登場するキャラクター。早乙女・佐藤と共に”岩砕山”の惨劇から生き延びた一人。 茶髪のイケメンで性格が良い、早乙女の中学時代からの友人。前作の”岩砕山”のサバイバルで顔面に大きな切り傷を負っていたが、この一年間でかなり傷跡は薄れている。

高橋から”安蔵の森”への猿の探索隊に”アドバイザー”として同行されることを求められた際、早乙女と佐藤と話し合い皆で断った。しかし、何故か先行して”安蔵の森”へ行った”安蔵の森探索隊第一班”に同行して現在は行方不明になったとされている。このことが早乙女が後発の”第二班”に同行する理由となる。そして、”安蔵の森”内にあった洞窟の入ってすぐのところで宮田のネックレスが発見された。これがキッカケとなって”第二班”は洞窟の中を探索することになるのだ。

…しかし、この『宮田が第一班に同行した』というのも少々怪しい点がある。何故なら、宮田は先の岩砕山での壮絶な経験の結果、暗所恐怖症になっており、先端がLEDライトになっているネックレスがないと安心できなくなっていたのだ。…そこまで暗闇を怖れる人間が果たして洞窟になんか入るのだろうか??

佐藤 貴子 32歳

前作『モンキーピーク』から引き続き登場するキャラクター。早乙女・宮田と共に岩砕山の惨劇から生き延びた一人。右目に眼帯をした背中までの黒髪ストレートの女性。左の口元にホクロがある。 岩砕山での壮絶なサバイバルの結果、右目と右腕を失っている。自分にも他人にも厳しい性格で、やや男性的な話し方をする。

現在は早乙女とは恋人同士で、早乙女からは”貴子”と下の名前で呼ばれている。また、早乙女の子を妊娠している(登場人物欄で”佐藤”と旧姓のままなので、まだ結婚はしていないようである)。

当初は早乙女と宮田と捜索隊には加わらないと言い合っていたが、宮田が捜索隊に加わって行方不明になっていると聞いた早乙女が宮田を救いに行きたいと望んでいる事を察し、一瞬葛藤したものの『行きたいなら行くべきだ』と早乙女の背中を押す。そして、泣きながら『必ず帰る』と早乙女に約束させた。

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