SNSに振り回される男女を描いた『夫婦別生』。ハッピークラッシャーの満里奈は同じ会社の既婚者の創介を略奪した。しかし、創介の妻のユキは怒るどころかどこか嬉しそうに離婚。その後、創介は超絶粘着束縛野郎の本性を発揮し満里奈の行動を監視、制限し続けた。そんな創介を油断させ上手いこと逃げ出せた満里奈だったが…?
前の記事はこちら
→【漫画】夫婦別生、21話22話23話(8話)【感想・ネタバレ・考察】超絶粘着束縛野郎創介の過去…そして、満里奈は創介に従順になったかのように見えたが…?
関連記事はこちら
→夫婦別生、登場人物・キャラクター最新まとめ~wikipediaの代わりに…ネタバレあり
スポンサーリンク
Contents
以下、あらすじとネタバレ(感想混じり)
24話(第9話1)~ 創介の元を逃げ出した満里奈は創介の元妻ユキに怒りの矛先を向け、彼女と接触をはかるが…
私以外の世界中の人が幸せそうに見える…―
夫婦別生 竹充ヒロ 024話(9話1)
そう感じて常に内心イライラしている満里奈。創介の元から逃げ出した満里奈は今は『マンションが水漏れした』と嘘をついて一人暮らしをしている弟のアパートに身を寄せていた。
満里奈は創介から逃げ出すために従順に束縛されているフリをして以前から周到に準備をしていた。そして、創介が友人の結婚式にいくタイミングで逃げ出し、事前に数日間休暇も取っていたのだ。
しかし、常に人より優位に立っていたい満里奈は創介から束縛(精神的にも物理的にも)されていたことを職場の人や友人達にはもちろん、弟にも明かすことが出来なかった。
そして、何とか創介の元から逃げ出せたものの満里奈は『まだ油断できない』と怯えていた。創介とは会社が同じこともあり、またいつ接触されるかも分からない。だからこそ『縁を切らなくては』と色々と考えていた。
と同時に満里奈は創介の元妻であるユキに対して逆恨みしていた。元々他人の幸せを壊すのが趣味だった満里奈はユキを不幸にしたいがために創介を略奪したに過ぎない。しかし、創介の異常な束縛癖から逃れたかったユキは渡りに船とばかりに満里奈を利用するような形で創介と離婚したのだ。
「見ーつっけた♪」
夫婦別生 竹充ヒロ 024話(9話1)
そう言って邪悪な笑みを浮かべる満里奈。ユキは創介から逃れるためなのか自身のSNSアカウントを削除していた。しかし、以前から彼女の動向を探っていた満里奈はユキの友人のSNSを探り、ユキが現在とあるうどん屋でアルバイトしていることを突き止めることが出来たのだ。
「創介みたいなおかしな奴を私だけに押し付けて自分は逃げるつもり?」
夫婦別生 竹充ヒロ 024話(9話1)
「絶対に逃がさない」
満里奈は早速ユキと接触をはかろうとした。夜、バイトの仕事を終えてうどん屋から出てきたユキ。すると、店の前で待ち伏せしていた満里奈が『こんばんは』と笑顔で声をかけた。
しかし、ユキは全く表情を変えず冷たく『何か?』と言って立ち去ろうとする。そんなユキに満里奈は『あなたも創介のことを恨んでるんでしょう?』と呼び掛ける。そして、立ち止まったユキに満面の笑みでこう提案した。
「ねえ…訴えたりなんなりする気なら私も協力してあげてもいいけど?」
夫婦別生 竹充ヒロ 024話(9話1)
「このままじゃ悔しいでしょ?」
創介の興味をどうにかして自分から逸らしたい満里奈。創介に恨みを抱いているであろうユキを巻き込むことで双方に復讐することを画策しているのだ。
すると、ユキは満里奈にこう尋ね返す。
「…あなた」
夫婦別生 竹充ヒロ 024話(9話1)
「さっきから何を言ってるの?」
ユキの言葉に思わず『え』とたじろぐ満里奈。すると、ユキは『創介と付き合って結婚したことで自分がどれだけの時間や労力を無駄にしたか』と語り、『創介のために感情を1ミリも動かしたくないし、あいつにもあなたにも一切かかわりたくない』と冷たく言う。そして、黙ってしまった満里奈に『私が落ち込んでなくてガッカリした?』と笑う。ユキは満里奈が自分達の夫婦関係を壊してただ優越感に浸りたいだけのハッピークラッシャーであることをとっくに見抜いていたのだ。
やっと自由で幸せになれたというユキは満里奈を中にしたように笑いながらもこうハッキリと宣言した。
「この幸せだけはあなたにも壊させてあげない」
夫婦別生 竹充ヒロ 024話(9話1)
そう言って屈辱でプルプルと震える満里奈を置いて颯爽と立ち去るのであった…。
…ユキは最初から満里奈のハッピークラッシャーとしての本質を見抜いていたんだなあ…。満里奈の持ちかけてきた復讐も裏があった事を見抜いていそう。
スポンサーリンク
25話(第9話2)~ 創介を警戒する満里奈は守ってくれる男を探すため積極的に社内の男性達にアプローチするが…
立ち去るユキの後ろ姿を見る満里奈は『どうして?』と唖然とする。性悪の満里奈は今まで人々の幸せを壊すことに快感を覚えていた。しかし、最近は全然上手く行っていない。
私以外の世界中の全ての人達が幸せそうに見える…
夫婦別生 竹充ヒロ 025話(9話2)
被害妄想丸出しで僻みまくる満里奈。『うざっ。“幸せ”なんて寒すぎでしょ』と顔をしかめながら呟く。幸せ…特に男女の関係なんて自分がちょっと男にちょっかいを掛ければ簡単に壊すことができる…そう信じて疑わない満里奈は今の状況に苛立ち『自分よりも幸せに見える人間は誰も彼も皆壊れてしまえばいい』とさえ思うのであった。
そして、結局そのまま何にもできないまま会社に戻った満里奈。何も知らない同僚の未果は満里奈が実家に帰るために有給を取ったと信じており『満喫した?』と悪気なく尋ねて来る。そんな未果に適当に答えた満里奈は『私が休んでいる間にヘンな事なかった?不審な電話や待ち伏せとか』と尋ねる。満里奈は同じ会社に勤めている創介が自身の居場所を探っているのではないかと警戒していたのだ。
しかし、未果は『別に何もなかったよ』と返し、満里奈は『そっか』と答えるもののどこか釈然としない。あれだけ自分を束縛してきた創介がそう簡単に諦めるはずはないと思ったのだ。だが、満里奈と創介は部署が違ううえ、会社には創介と満里奈が付き合っていたことを知っている者はいないため、創介と接触せずに彼の動向を探るのは難しい。
悩んだ満里奈はとりあえず創介のSNSを確認する。創介のアカウント”空木創介@惚気夫”には『彼女が大切なのに傷つけてしまった、やり直したい』『反省している』という投稿がされていた。創介が自分との事で後悔していると読み取った満里奈はひとまず『自分のことを諦めてはいないけど激昂しているわけではなさそうだ』とホッとするものの『あいつは何をしてくるか分からないからこちらも手を打たないと』と考えた。
満里奈の考えた手とは、創介から守ってくれそうな男性を手に入れることであった。満里奈は連日会社の飲み会に顔を出しては適当な男性に目を付けベタベタと誉めそやし連絡先を交換した。相手が既婚者だろうが子持ちだろうが関係なかった。
しかし、その場は盛り上がるもののそれ以降はどの男性も満里奈が声を掛けても『二人きりで会うのはちょっと…』等と難色を示し関係が進展することはなかった。会社の休憩スペースで未果と共に過ごしていた満里奈はおかしいなと首を傾げ、周りの幸せそうな社員達を見て苛立ち不安になってしまう。そして、一瞬『この不安を解消してくれる人なら誰でもいい』と考えてしまい、そんな自分にビックリしてしまうのであった。
すると、未果が満里奈の顔色が悪いことを指摘した上で『最近毎日飲み歩いてると噂になっている。身体壊すよ?』と言い出す。未果は心から満里奈を心配しているようで『自暴自棄気味なんじゃない?何かあったのなら私に言って』と声を掛け腕に触れようとする。
だが、満里奈は未果のその態度がしゃくにさわり『うるさい!!』とブチ切れ手を振り払ってしまう。未果はビックリし、周囲も騒然とするが、満里奈はそのまま行ってしまう。
かつて陰で散々バカにしてきた未果や美奈子が自分よりも幸せになっている事を許せない満里奈。美奈子も優大と離婚し又吉とも別れたものの既に新しい恋人を見つけ幸せそうにしており、未果とその夫の真も満里奈が”お悩み相談アプリ”を通して引っ掻き回したものの、結局仲直りしたどころか以前よりも仲良くなってしまった。それらを思い返してイライラする満里奈はこんな自分の本音に気付く。
私だって本当は誰かに…誰かに…
夫婦別生 竹充ヒロ 025話(9話2)
ちゃんと愛されたい…
そして、ふと創介とのことについて『私が大げさに捉えてただけであの生活は本当は幸せだったんじゃないか』と血迷った解釈を始める。
「そうだ…そうだよ 愛されてるじゃん私…」
夫婦別生 竹充ヒロ 025話(9話2)
「私だってとっくに幸せ者だったんだ」
血走った眼で一人そう呟く完全に頭おかしい人と化した満里奈。そして、『創介も私からの復縁を待ってるはず』と言って連絡を取るためSNSで創介のアカウントを開くのであった…。
…いくら何でも同じ会社の中で色んな男に声かけまくってたら流石に噂になるよな…。焦っていたとはいえ、流石に満里奈の行動は悪手過ぎる。せめて社外で探せば…と思わなくもないけど、創介の動きを探る&牽制したいために社内の男性に固執したのだろうか。レディコミ界の人間なんて皆倫理観も下半身も緩いから男達は満里奈にほいほい引っかかるのかと思ったら割とみんなマトモだった。創介がバカだっただけか?
というか、満里奈年齢何歳なんだろうな?周り皆結婚しているし割といい年なのでは?若いと結構勢いで男性を落せる感じもするけど、年を重ねると周囲も分別持ってくるのもあって、上手くいかなくなるのは当然だよな。血迷いすぎて超絶粘着束縛男の創介との生活を美化するまでに…。
26話(第9話3)~ 萌と幸せ(?)な生活を送る創介…絶望した満里奈は架空の夫婦生活を呟く様に…
創介と仲直りするべくSNSで彼に連絡を取ろうとした満里奈。ところが、創介のアカウントを開こうとした瞬間、思ってもいないことが起こった。
『@norokeakaさんはあなたをブロックしました』…そう表示されたのだ。
意味が分からず呆けた顔をするしかない満里奈。創介は今でも自分との復縁を望んでいるはずだと思っていた満里奈は『どうして?創介がそんなことをするはずないじゃん』と混乱する。
すると、丁度そこにタイミングよく『空木さん(創介)の彼女見た?この前SNSに写真載せてた』と噂して歩く女性社員達が通りかかる。都合よく現れた彼女達に満里奈は『私にもちょっと見せて』食いつき、女性社員達は若干ひきながらもスマホで見せてくれた。
すると、創介のSNSでは萌と一緒に仲良く写っている写真が上げられており、『初恋の人と再会して付き合うことになりました』と書かれていた。女性社員達は『初恋の人となんて素敵』と盛り上がるが満里奈はただただショックを受ける。
誰それ…?
夫婦別生 竹充ヒロ 026話(9話3)
おかしいよ…だって…創介は私のことを溺愛してたはずなのに…
そう思いながら満里奈はその場にへたり込んでしまうのであった…。(会社でへたり込むなよ)
その晩、創介がマンションの部屋に帰宅すると萌が『おかえり』と温かく出迎える。萌の顔を見た創介もまた『ただいま』と笑顔で答えた。
高校時代の友人の結婚式で初恋の相手であった萌と再会した創介。その後二人でお酒を飲んだが、萌が過去の出来事を覚えていなかったことにショックを受けた創介は萌を『裏切り者』と罵倒して立ち去った。しかし、その後創介は深く反省して萌に謝罪。それを萌は優しく受け入れてくれ、二人は付き合い同棲することになったのだ。創介が少し前にSNSで投稿していた『彼女が大切なのに傷つけてしまった、やり直したい』『反省している』 という文章の”彼女”とは満里奈のことではなく萌の事だったのだ。満里奈と暮らしていたマンションで今は萌と暮らしている創介は満里奈に対して既に何の感情も抱いていなかった。
これから飲み会に出掛けるという萌に対して創介はユキや満里奈にしたような束縛を一切行わず快く送り出す。そんな創介に萌は少し心配そうに『同棲始めてから創介が飲みに行ってるのを見たことがない。もっと自由に遊びにいけばいいのに…』と言う。しかし、創介は『俺は萌と付き合えるだけで幸せだから、俺のことは気にせずに楽しんで来て』と微笑むのであった。
…そして、萌が家を出た後、スーツを脱いで私服に着替えた創介は静かにこう呟く。
「今までずっと大切な人をはなしたくないとばかり思ってたけど」
夫婦別生 竹充ヒロ 026話(9話3)
「俺自身が離れなければいいだけだよな」
そして、何と自らを手錠でテーブルの横のラックに繋いでしまう。今までは大事な人がいなくなってしまう不安からユキや満里奈を心理的、身体的に束縛していた創介。しかし、温かく自分を受け入れてくれた萌との生活に創介は新しい方向に目覚め、相手ではなく自分を縛り付けるようになったのだ。
「ああ…幸せだ」
夫婦別生 竹充ヒロ 026話(9話3)
「離れないよ 絶対に…―」
そう言って創介は一人恍惚とした笑みを浮かべるのであった…。
…そして、それからしばらく時が経過した。
ある晩、未果は会社の飲み会に参加していた。ちょうどそこでは後輩の女子社員達が上司のSNSについて盛り上がっており、ふと一人の女子社員が未果に『梅崎さん(満里奈)のSNSを見たことあります?』と尋ねてきた。
満里奈が突然キレて去ってしまったあの日以降、疎遠になってしまっていた未果は『仕事以外ではあまり話さないから』と誤魔化すが、後輩たちが『梅崎さんのSNSいつも素敵なんですよ』と言うので見せてもらった。
「旦那さんとのことばかり投稿してて!超幸せ夫婦って感じなんですよ!」
夫婦別生 竹充ヒロ 026話(9話3)
それを聞いた未果は『えっ』と固まってしまう。SNS上では『夫と家でのんびりと』『夫への手料理』『夫とお揃いのパジャマ買った』等と投稿されていたのだ。そしてそんな未果を怪訝そうに見る後輩たちに言うのであった。
「えっと…あの人…結婚なんてしてないよ?」
夫婦別生 竹充ヒロ 026話(9話3)
…その頃、満里奈は家で一人スマホで二人分のケーキの写真を撮っていた。暗い笑顔で『上手く撮れた!これもSNSに載せていい?創介?』と尋ねる満里奈。しかし、その相手は創介ではなく中にタオルを詰め込まれた男性用の服だった。
最近の満里奈は男性用の服にタオルを詰めて立たせ、あたかも夫がいるかの様な生活をSNSに投稿し続けていた。
『自分以外の世界中の人が幸せに見える』…そう思って常に苛立っていた満里奈は気付いたのだ。
それなら世界中の全ての人に思わせればいいんだ…私も幸せだと…
夫婦別生 竹充ヒロ 026話(9話3)
『嘘ついてるわけじゃないもんね』と呟きながらタオルの入った服を抱き締めて満里奈。『創介は絶対に私のところに帰ってくる』…そう言って満里奈はただただ笑うのであった…。
スポンサーリンク
以下、感想と考察
新しい性癖に目覚めた創介について
結局、萌と付き合うことになったんだな創介。いきなり『裏切り者』と一方的にブチ切れて去って行った創介とよく付き合う気になれたな、萌。優し過ぎだろ。あるいはかなり積極的に創介に声かけてきたし何が何でも彼氏が欲しかったのだろうか。
何はともあれ萌の優し過ぎる態度に感激した創介は、ユキや満里奈に対して感じていた『いなくなってしまうかもしれない』という不安をあまり抱かなくてよくなったためか異常な束縛癖は無くなったようだ。しかし、今度は『俺が離れなければいいんだ!』という超理論で萌がいない間は自分で自分を手錠で拘束してハアハアするという新しい性癖に目覚めた。
自分で自分を縛っている時間があったら家事の一つでもしておいてくれー。…家事をした上で一人でハアハア言ってるなら別にいいけどさ。
スポンサーリンク
満里奈が行き着いたラスト…美奈子と似ている様でもっと闇が深い
そして、満里奈の行き着いた先が何とも…。ハッピークラッシャーだった満里奈の根本には『自分より幸せそうな奴が気に食わない』という思いがあったのだけど、これって裏を返すと『自分は幸せじゃない。愛されていない』という思いが強かったと言うことが出来る。人の彼氏を奪いまくってたということ以外満里奈の過去は明かされていないけど愛情に飢えていたのだろう。
そして、満里奈自身も自分が『愛されたい』と強く願っていることに気付き、愛されたさ過ぎて創介の異常な束縛についても『あれは幸せだったんだ』と無理矢理解釈して元さやに戻ろうとする。クレイジーだけれども、こういう人いそう…。しかし、時すでに遅く創介は萌とくっついてしまい、それを知った満里奈は壊れてしまい、エア創介との架空のラブラブライフをSNSに投稿すると言う空虚な日々を送ることになる…。
これ、いつかガラスや消えたテレビの画面に一人で撮影している様子が写り込んじゃって皆にバレて炎上&バカにされるやつじゃん…。紳士服売り場のマネキンを使って彼氏がいる演出をしていた女子が、たまたま別の人にその様子を撮られて話題になったことも過去にあったよな…。
未果も黙っといてやればいいのに…。絶対に女子社員達からバカにされてヒソヒソされちゃうじゃん。
『キラキラした生活をアピールする』という点では満里奈のこの行動は1話の美奈子と似ている様に見える。満里奈も『世界中の人に幸せだと思わせればいい』とか言っているし。
でも、美奈子の行動は『羨ましがられたい』という単純な自己顕示欲から来る幸せアピールで現実のことをSNSに投稿しているのに対して、満里奈はSNS上で幸せな生活を演出すれば実際に幸せになれるとでも思い込んでいる様に堂々と嘘の生活を載せタオルの塊を創介と呼ぶ満里奈は格段に病んでいるし拗らせている。きっと、創介が萌と結婚したとしてもこの生活を続けるんだろうな…ヤバイ。
そして、何がヤバいってまだこの『夫婦別生』が終わらないこと。きっと、まだまだクレイジーな奴が出て来るぞ!ここ数話は”夫婦”という題名から少し外れている感じがしていたけどどうなるのだろうか…。