【漫画】夏目アラタの結婚 28話【感想・ネタバレ・考察】週刊誌にアラタの情報を売った意外な犯人…そして、2回目の公判にやって来た真珠の格好は…!?

夏目アラタの結婚3巻表紙

控訴審で真珠が結婚したことが明らかになり、世間は驚き関心を向ける。それと同時に真珠の過去を探っていたアラタであったが、真珠が母親との過去に強いトラウマを持っていることを探り当てると真珠から面会を拒否される様になってしまう。

そんな中、週刊誌に真珠の結婚相手としてアラタ情報が載せられ、所長から真珠と別れる様に説得される。悩むアラタであったが真珠から記入済みの離婚届が送りつけられると衝動的に破り捨ててしまうのであった…。

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以下、あらすじとネタバレ

誰かが自分の情報を週刊誌に売った…そう考えるものの犯人が思い浮かばずに悩むアラタ。その犯人は意外な人物で…

ファミレスで沙菜に真珠から記入済の離婚届が送り付けられて来たこと、それを衝動的に破り捨ててしまったことを語ったアラタ。沙菜はそれを聞いて『離婚届は取っておけば良かったのに』と言う。それさえあれば、今すぐにでなくとも、こちらの好きなタイミングで離婚出きるからだ。アラタはそんな沙菜に『離婚届は真珠が自分を試すために用意したワナで、きっと不受理申出(※)がされているため提出しても離婚は出来ないだろう。破ってその切れ端を見せるのが駆け引きの正解のはずだ』と説明し、沙菜を感心させる。

(※不受理申出とは…夫婦の一方側が勝手に離婚届を提出して離婚を成立させることを防止するための申出制度。これをしていると離婚届が提出されても受理されない)

しかし、沙菜にはそう語りながらもアラタは離婚届を破り捨てたのが駆け引きではなく、自身が真珠から離れがたく感じているからだということをちゃんと自覚していた。真珠の“弱さ”を知ってしまったからこそ、見捨てることができなくなってしまったのだ。『きっと真珠は不受理申出なんて出していない、そんなことをしなくてもオレが逃げないということを見抜いている』…そうアラタは考えているのであった。

そして、沙菜の兄、周防英介を始めとした殺されてしまった男性3人は真珠に騙されていたというよりも、彼女の秘密…本当の姿を知ってしまい、それゆえに離れることが出来なくなってしまったのではないか…そんな気がして仕方がないのであった。

しかし、今日アラタが沙菜を呼び出したのは離婚届のことを相談するためではなく、週刊誌に『品川ピエロの結婚相手は公務員のN氏』という記事が載ったことについてであった。単刀直入に『君、誰かに喋った?』と沙菜に尋ねたアラタ。アラタは自身と真珠のことを知る誰かが週刊誌に情報を流したことを疑っているのだ。

『まさか!』と否定する沙菜。アラタと真珠の結婚について沙菜と母親は誰にも漏らしていないと言う。最初は真珠本人や弁護士の宮前を疑ったアラタだったが、彼らにそれをするメリットがあるようには思えなかった。そして、児童相談所への影響を懸念している所長や桃山がこんなことをするとも思えない。“死刑囚アイテムコレクター”の藤田はアラタに協力することで真珠の物をもらうことに固執しており、アラタが真珠の結婚相手であるという貴重な情報を握っていることに喜びを覚えているため、彼が週刊誌に情報を売るとは思えなかった。

沙菜と別れた後、アラタは卓斗にも電話を掛けてみた。卓斗も『話してないですよ!』と答え、明後日に控える控訴審2回目について『また話を聞かせて下さい』と言う。電話越しに卓斗が正直に話していることを感じたアラタは誰が情報を流したのか分からず益々困惑するのであった。

週刊誌が騒げば、オレが追い込まれて真珠から手を引く…と考えた誰かだろうけど。
……誰だ?

夏目アラタの結婚28 乃木坂太郎 11−12/27

その頃、アラタと電話をしていた卓斗に対して卓斗の母が『また夏目さん?』と眉を潜める。そして、電話を終えた卓斗が風呂に向かうと、一人戸棚の上に飾ってある写真に体を向ける。それは自身と卓斗が亡き夫と共に幸せそうな笑顔で写っている家族写真であった。暗い目でそれを見つめ続ける卓斗の母。

…そう、卓斗の母が週刊誌にアラタの情報を流した犯人であったのだ…。

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そして迎えた公判2回目…そこにやってきた真珠はまさかの制服姿で…!?

そして、それから2日後…公判2回目の日がやって来た。無事にアラタも藤田も傍聴の抽選に当選することができ、再び傍聴席に隣り合って座ることとなった。

真珠がどんな格好で現れるかということに強い関心を抱きワクワクしている藤田。しかし、そんな藤田と対照的にアラタの気持ちは沈み込んでいた。結局真珠はあれから一度もアラタに会ってくれなかったのだ。

そんなアラタに藤田は『傍聴席の端に座っているサイズ違いのジャケットを着ている男性が例の証人のホームレスだろう』と言う。証人が傍聴席に座ると知って驚いたアラタは男性に話しかけようとするが、藤田に止められるのであった。

そうこうしているうちに弁護士、検事がやって来て、いよいよ真珠が法廷に入って来る時がやって来た。一審から品川ピエロに関心を持ち、そして前回の控訴審1回目で強く心を奪われた真珠の“追っかけ”とでもいうべき傍聴人等も興奮を抑えられない表情を浮かべながら真珠を待ち構えていた。

そして、手錠腰縄に繋がれ刑務官にやって来た真珠は…ブラウスにベスト、そして膝丈のプリーツスカートという…

制服姿で現れたのだ。

これには真珠の追っかけ達も『JKっぽい』と興奮する。藤田も『初々しい』と自身の格好を恥じらう様な真珠の姿に鼻の下を伸ばす。

しかし、アラタはそんなことは全くもってどうでも良かった。必死の形相で真珠を見つめ、こう念じる。

オレを見ろ!こっちを見ろ―!!

夏目アラタの結婚28 乃木坂太郎 21/27

だが、そんなアラタの思いは全く届かないのか真珠は一向にアラタの方を見ようとはしないのであった…。

開廷するとまず裁判長が真珠の今日の格好について『まるで女子高生のコスプレの様でいかがなものか』と言及する。だが、それに対して宮前は堂々と『事件当時被告は生活に困窮しており、中学校の制服をこうして仕立て直して私服として来ていた』『そのため新しくあつらえたものではなく、法廷を愚弄する意図は一切ない』と説明する。その宮前の説明に裁判長も『そういうことなら』と引き下るのであった。

そのやりとりを見た藤田は『あの弁護士とは趣味が合いそうです』と茶化しながらも、真珠に制服を着せた宮前の意図を見抜いていた。

「ねらいはこうですね!過去の彼女を再現し主調に説得力を持たせる。」
「こんな娘ならストーカーがつくのも、わかる!……と。」

夏目アラタの結婚28 乃木坂太郎 24/27

別にそれほどスカートが短いわけでもないのにしきりに裾を気にしている様子を見せる真珠の初々しさと気弱さ、そしてどことなく漂う“隙”とでもいうもの…それを宮前はアピールしたいのだ。

そして、藤田の予想通り傍聴席の隅にいた男性が証人として裁判長に呼び出される。予想が当たってはしゃぐ藤田であったが、アラタは真珠が一向にこちらに視線を送らないことに動揺し焦るのであった…。

以下、感想とネタバレ

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アラタの情報を週刊誌に流した意外な犯人…卓斗の母の闇を考える

週刊誌に情報が漏れたのは、記者が何か非合法な方法を使ったり、真珠が何らかのツテで流したからだと思っていたのだけど、まさかの卓斗の母親だったとは…。そこは正直全く予想できていなかった。

最初は息子である卓斗がアラタの名を騙って真珠と文通していたことにショックを受け、アラタに深く謝罪していたはずの卓斗の母。それが…。

卓斗は母親にアラタと真珠のことを話していたのか。何というか隠しているつもりだったけど、隠せていなかった…という感じなんじゃないかと思う。卓斗、賢い様で抜けている感じがするし。

卓斗の母が何故、週刊誌にアラタの情報を売ったのか…その動機はかなり複雑なのではないだろうか。卓斗がアラタと電話している時彼女はかなり嫌そうな顔をしていた。アラタが真珠と繋がり、そして裁判の様子等を卓斗に事細かに伝える現在の状況がまず嫌だったのではないだろうか。卓斗自身は事件のこと、真珠に強い関心を持っているけど、それは一歩間違えればより心を傷つけることにもなるし、卓斗を真珠や事件のことから遠ざけたかったのではないか。

そして、自分から夫と平和な日常を奪った真珠がどういった形であれアラタと“結婚”して幸せに近づくことが堪え難かっただろう。更に、かつては地震や卓斗を救う立場にあったアラタが真珠に寄り添っていることも許せなかったのではないだろうか。

ただ幸せだった頃の写真を見つめる…そんなちょっとした動作からも卓斗の母が抱いている深い闇とでもいうものが感じられて凄まじかった。

制服姿で法廷に現れた真珠…半分宮前の趣味では?

しかし、制服姿で現れた真珠…言い分はごもっともだけど、やっぱり宮前さんって少女趣味とでもいうべき何かがあるのではないかと思ってしまう。ワンピースの感じとかも。

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