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とっくに最初の文通相手が卓斗であることを見抜いていた真珠。それにも関わらず真珠はアラタに強い執着を示し、『絶対に別れない』と宣言する。
一方、アラタの相談を受けていた桃山の元になんと拘置所にいる真珠から手紙が届いた。『アラタと親しい女性である桃山様に『赤ちゃん』についての過去を相談したい』『返事をくれたら嬉しい』…そう書かれた手紙に桃山は悩んだ末に返事を送るのであった…。
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真珠の正体についての個人的な推測・考察記事
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Contents
以下、あらすじとネタバレ
真珠からの手紙について桃山は弁護人である宮前に相談する
突然アラタに『品川真珠の弁護士さんの名前は?どこの事務所の人?』と尋ね出す桃山。怪しむアラタに『友達が元カレにつきまとわれてて困ってるから…』と誤魔化すが、アラタが『あいつは話もつまらないウルトラマンみたいなツルンとした顔でオススメしない、稼ぎはあるかもしれないけど』 と答えると、『男漁りに行くんじゃない!』とムッとして連絡先を聞き出すのであった。
しかし、実際に法律事務所を尋ねた桃山は宮前を見て『誠実そうな感じがドストライク』と頬を赤らめる。だが、すぐに気を取り直して真珠から手紙が送られてきたことを告げ、本題…『どうして真珠が自分のフルネームを知ったのか?』と尋ねた。アラタは真珠に桃山のことを『同僚の桃ちゃん』位にしか語っていないはずだ。桃山は真珠の私選弁護人である宮前が調べて真珠に情報を流したのではないかと疑っていたのだ。
それに対して宮前は『私ではありません』と答える。以前、アラタの家を訪ねたのは手紙で既に氏名住所共に明らかになっていたからで、勝手にアラタの同僚や親族の名前を調べるような弁護士倫理に外れる真似はしないと断言する。
そして、宮前は『”品川ピエロ”の事件をネタにしようとするフリーライターが真珠の関心を買うために、真珠の依頼を聞いた可能性がある』と述べた。『昔、お世話になった児相にいたぽっちゃりした桃ちゃんと呼ばれていた職員の名前を知りたい』等と真珠が言えば、その手のフリーライターは簡単に調べて真珠に情報を流してもおかしくないと言うのだ。
桃山は『”ぽっちゃり”じゃなくて”うすぽっちゃり”』と言い返しながらも宮前のその推理に愕然とする。そして、もう一つの相談をする桃山。真珠からの手紙に桃山は『職場に手紙を送られるのは困るから私書箱に送って欲しい』と返信した。すると、
「「会いたい」って、再度手紙が…」
夏目アラタの結婚11 乃木坂太郎 10/27
なんと真珠は桃山に面会に来て欲しいと言って来たのだ。殺人鬼から手紙だけでなく面会を求められた桃山は非常に悩んでいたのだ。
だが、真珠が桃山に宛てた2通の手紙を見た宮前は『会ってあげてほしい』と言う。困惑する桃山だったが、宮前に『不安なら付き添います』と笑顔で言われると好みのタイプだったこともあり断れないのであった…。
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宮前と共に真珠の面会に行った桃山は手紙に書かれていた“相談”について尋ねようとするが…
日を改めて真珠の面会のために宮前と共に拘置所に向かった桃山。宮前は『真珠さんには親しい女性がいなかったから』と真珠が桃山に興味を示したことを喜んでいる様だったが、桃山は『この場所で死刑も執行されている』と思うと内心恐ろしくて仕方がない。そのため、面会室の扉を恐る恐る開くのだったが…。
「本当に来てくれたんだ……桃ちゃん…」
夏目アラタの結婚11 乃木坂太郎 14/27
嬉しそうに人懐こい笑みを浮かべた真珠を見た桃山は拍子抜けする。恐ろしく歯並びの悪い口を閉じさえすれば、真珠は普通の女の子にしか見えなかったのだ。
早速桃山にアラタに手紙の事を話していないか確認する真珠。桃山が『婚約者には話せない秘密と書いてあったから話してない』と答えるとホッとした表情を浮かべる。そんな真珠に桃山は『望まない妊娠や堕胎とかの事情なら、彼も察してるしほじくり返したりはしない』と伝える。だが、
「そんなありがちな話のわけないじゃん。」
夏目アラタの結婚11 乃木坂太郎 17/27
急に冷ややかな笑いを浮かべる真珠。そして困惑して黙る桃山と宮前に『今日は初対面だし宮前先生がいるからまだ話せない』と言う。最初から真珠がすべてを打ち明けはしないと思っていた桃山だが、当然の様にまた面会に来ることを要求している真珠の態度に辟易するのであった。
突然桃山にオシャレについて尋ねる真珠…真珠に同情した桃山は教えてやるが…
すると、唐突に真珠が桃山に『桃ちゃん、メイクしてるよね?』と尋ねる。桃山は真珠の意図が分からず困惑したものの、『薄くだけど…』と答える。それを聞いた真珠は今度は『そういうのは誰に教えてもらうの?』と質問し、こう続ける。
「おしゃれ?身だしなみ?肌の手入れとか、眉をそろえるとかあたり前みたいに女はやるけど、」
夏目アラタの結婚11 乃木坂太郎 19-20/27
「ボクには誰も教えてくれなかったんだよね。」
真珠が育児放棄気味の母子家庭で育ったと知っている桃山はそれを聞いて戸惑いながらも少しずつ『うちは母が美容にうるさかったから子供の頃から日焼け止めを塗ったり、あとネットの動画や雑誌を参考にしたりして覚えた』と答え始める。
そんな桃山に真珠はだめ押しするように、『ボクのママは何も教えてくれなかった』と寂しそうに笑って見せる。そして、母親が真珠に残していったのは一本の口紅だけだったと語り、それすらも満足に使い方が分からず…。
「ピエロになっちゃった。」
夏目アラタの結婚11 乃木坂太郎 22/27
『今も化粧の仕方が分からない』と俯く真珠を見た桃山は、哀れなピエロの素顔を見た気持ちになり、同情した。そして、『あなた化粧をしたらキレイに化けるよ!保証する!』と言ってファッション雑誌を差し入れることを約束する。
だが、それを聞いた途端真珠は『桃ちゃんはどんな下着つけてるの?同じの差し入れて!ここではブラジャーは着けられないから出所したら一緒に買いに行って!』『いい感じにポッチャリになれるカロリーの高い食べ物を差し入れて!』と捲し立て始める。『ポッチャリじゃなくて薄ポッチャリ!』と言い返しながらも、真珠の勢いに困惑する桃山。そして、いつの間にか真珠の一人称が“ボク”ではなく“あたし”になっていることに気付き、指摘する。
すると、真珠はこう言うのであった。
「「あたし」桃ちゃんになる。」
夏目アラタの結婚11 乃木坂太郎 25-26/27
「アラタの、タイプだから!」
真珠の言葉に愕然として口元を手で覆う桃山。すると、真珠は同じように口元を手で覆いながら笑うのであった…。
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以下、感想と考察
一人称だけではない…桃ちゃんになりきろうとする真珠
桃ちゃん自身は気付いているか分からないけど、真珠が桃ちゃんの真似をしているのは何も容姿と一人称だけではない。
…桃ちゃんとの面会の途中から真珠は髪をいじったり頬を触ったりという桃ちゃんの手癖を完全に真似てるんだよな。これには気づいてゾッとしたわ。
これ、もし真珠が拘置所から出てきたら真っ先に殺そうとする相手ってアラタでも宮前でもなく、桃ちゃんになってしまうのではないかと心配になる。桃ちゃんに完全になりきるためにも本当の桃ちゃんが邪魔になるから…。
どこかでそれに気付いたアラタが『桃ちゃんではなくありのままの真珠の方が好きだ』…みたいな事を言ってくれたら止まるんじゃないかなとも思うけどどうなのかしら?思い返すと1話目冒頭…婚姻届を持って面会にやってきたアラタに『久しぶり』と言って姿を表す真珠の顔や全身像は描かれていないけど、実は太っているのかな?。とりあえず桃ちゃんは好きなキャラなので安全でいてほしい…。
あと、桃ちゃん、『ぽっちゃり』と言われると『うすぽっちゃり』と必ず訂正するんだな…。『ぽっちゃり』とサラッという宮前もだが、『桃ちゃんみたいになるためデブる』と言う真珠もナチュラルに失礼だよな…。
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