【漫画】夏目アラタの結婚5話【感想・ネタバレ・考察】突然無罪を訴え始めた真珠に対してアラタが返した言葉は…

夏目アラタの結婚1巻表紙

真珠の私選弁護人の宮前と共に面会に行ったアラタ。しかし、真珠はアラタが婚姻届けを書いてこなかった事に激怒してしまい、アラタの家族構成を聞き出し、『今までにした一番悪い事を話して』と言い出す。

そして、アラタの打ち明け話に満足した真珠は『ボクもとっておきの秘密を話す』と言い出して…。

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以下、あらすじとネタバレ

『人を殺していない』『信じてくれる?』…そう言い出した真珠にアラタが告げた言葉は…

『ボクの秘密を聞いてくれる?』と言い出した真珠。

アラタは『ひょっとして見つかっていない被害者の遺体のありかか?』と期待した。しかし、真珠が明かした”秘密”は予想外のものだった。

「誰も殺してないんだ。」
「無罪なの。」

夏目アラタの結婚5 乃木坂太郎  6-7/27

この言葉には当然アラタだけでなく宮前も驚愕し、宮前は『それは殺人だけでなく死体損壊も!?』と慌てて真珠に尋ねる。だが、真珠は『先生は黙ってて!』と制止し、アラタに言うのであった。

「細かいことはどうでもいい。ボクが今言ったことを、信じるか信じないか。」
「それだけアラタに聞きたい。」

夏目アラタの結婚5 乃木坂太郎  8/27

真珠に真っ直ぐに見つめられたアラタは黙る。
正直、アラタはその真珠の言葉を全く信じることが出来なかった。状況証拠や物証等はさておき、悪人を見抜くことに自信があるアラタの勘は真珠を”真っ黒”と告げている。

だが、ここでは『信じる』と言うほかが無いと分かっていながらも、それをどう言っても白々しくなるのは確実で、それはそれで真珠の不興を買ってしまうだろう。正直に『信じない』と告げるか、真珠の機嫌を取るために白々しくも『信じる』と答えるか…考えた結果、アラタはこう答えるのであった。

「…オレさァ、式は神前式がいいなァ。」

夏目アラタの結婚5 乃木坂太郎  10/27

思ってもいなかったアラタの言葉に呆気に取られた様子の真珠。だが、それを気にする様子もなくアラタは『ホテルはただのフロアにセットがあるだけで安っぽいからイヤだ』『長い回廊がある古い神社がいい』と続けた。そして、

「真珠は白無垢を着て古えの姫のように回廊をゆっくり歩くんだ。」
「すげえ綺麗…だろうな。」

夏目アラタの結婚5 乃木坂太郎 11-13/27

白無垢の可憐な花嫁を想像しながらうっとりとした表情でそう言ったアラタ。その言葉に真珠は衝撃を受けた様に固まり、『そういうところがあるの?』と静かに尋ねる。それにアラタは優しく『友人がそこで挙式した』と答える。…その友人夫婦はもう離婚してしまっていたが、もちろんその事は言わない。

そして更にアラタは『控訴審も終わっているだろうから来年の6月にしよう、もう予約しておく』と言った。すると今度は真珠の方が黙り込んだ。その様子にアラタは内心ほくそ笑む。

アラタがこんなことを言った、その理由…それは真珠に心の底から『外に出たい』と思わせることだった。そして、トドメを刺すようにこう言うのであった。

「信じるさ。お前の全てを」
「人を殺せる娘じゃないって、初めて会った時からわかってたぜ。」

夏目アラタの結婚5 乃木坂太郎 15-16/27

アラタの言葉は真珠に深く突き刺さった様で、真珠はアラタを黙ってまじまじと見つめるのであった…。

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真珠が語りだした”王子様”との思い出…真珠は宮前の心を再び掴む

アラタと真珠のやりとりを固唾を飲んで見守る宮前と刑務官。そして、面会時間は残り三分となった。

すると、真珠は今まで無視していた宮前の方に顔を向け、『今日のボクおしゃべりでびっくりしたでしょ』と尋ねる。

それに対して不信感を隠すことなく、『今まで演技をしていたんですね?』と言った宮前。だが、真珠はどこか恥ずかしそうな表情で『だって、ボクは昔からアラタとおしゃべりしていたんだもん』と言い出す。

意味が分からず顔を見合わせるアラタと宮前。アラタは過去に真珠と出会ったことなどない。すると、真珠は恋する乙女の様に胸の前で手を合わせて言った。

「正確にはアラタじゃなくて、アラタに似た、ボクの王子様と。」

夏目アラタの結婚5 乃木坂太郎  18/27

そして、真珠は子供の頃、雨の中アパートの軒下でごはんを食べている自分に『お腹を壊すよ』と優しく声を掛けてくれた男性がいたと語り、顔は覚えていないがアラタの様に長身な男性だったとうっとりした表情で言う。

それを聞いたアラタはそれが宮前であると告げようとしたが、宮前はそんなアラタの口を塞いで黙らせ、真珠に話を続けさせた。

『つらいときはその”王子様”とお喋りをしてきた』『だから”王子様”とよく似ているアラタの前だとワガママになってしまう』…そう照れながら宮前に伝えた真珠。話を聞き終えた宮前は一瞬複雑そうな表情を浮かべたものの『君にいい出会いがあって良かった』と笑うのであった。

その様子をみていたアラタは、真珠が宮前の持つヒロイズムを突いて前以上に心を掴んだことを理解し、戦慄する。そして、犠牲者となった3人の男性達も宮前の様に真面目で正義感の強い男性だったのではないかと思うのであった…。

式場見学までするアラタを心配する桃山…そしてアラタの元に宮前から緊急の呼び出しが…

職場で桃山に一緒に結婚式場の見学に行って欲しいと頼むアラタ。真珠にパンフレットを差し入れる約束をしているのだ。籍を入れるのは『結婚式当日に』という話にすることでどうにか誤魔化すことが出来た。

そんなアラタを桃山は『まるで結婚詐欺師みたい』と呆れる一方、結婚の話がどんどん進んでいることを危惧し、真珠が出てきたら本当に結婚して一緒になるつもりなのかアラタに尋ねた。

それにアラタは『まず判決はひっくり返らないから大丈夫』と笑って答える。宮前に聞いたのだが、刑事裁判の控訴審は民事と異なり、基本的に証拠の調べ直し等が行われることは無く、一審で取り調べられた証拠を前提で判断され、よほどの新証拠が出てこない限り判決が覆ることはないのだ。

だが桃山は『そろそろ手を引くべきではないか』とアラタに言う。最初は応援していたものの、既に仕事の範疇を遥かに越えている上、深く真珠と関わり始めたアラタを心配しているのだ。『ここまで頑張ったことを伝えれば、きっと卓斗君も分かってくれるはず』…そうアラタを説得しようとする桃山。

だが、アラタは『このままじゃ誰も救われないからもう少しやる』と言った。その『誰も』には殺された父親の首を探している卓斗はもちろん、宮前から聞いた幼い頃の不幸な真珠の姿もアラタは思い浮かべているのであった。

すると、突然アラタの携帯が鳴り出した。相手は宮前で慌てた様子で『今から会えませんか?』と言う。

「真珠さんの件で……!!」
「非常に、―非常に奇妙な事実が判明しまして…!!」

夏目アラタの結婚5 乃木坂太郎  26/27

宮前の声から何かとんでもないことが明らかになったと察したアラタは表情を険しくするのであった…。

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以下、感想と考察

立ち回りの上手いアラタは再び真珠の心を掴むことに成功する

突然『人を殺していない』と言い出した真珠はアラタに『信じるか、信じないか』と問う。どちらを即答しても正解ではないと瞬時に察したアラタは『神前式』の話とその光景について語り、真珠に強く外に出たいと望ませ、そのタイミングで『信じる』という言葉を効果的に放つ。

アラタも相当地頭良い。でも『信じるさ』と言った時のアラタの表情、妙に慈悲深くてうさん臭い…。

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一方、真珠は弁護士宮前の不信感を払しょくし、『守りたい』と思わせることに成功する

しかし、このやりとりでアラタが優位に立ったと思えば、真珠は宮前の方を再び攻略してしまうのだ。

突然はっちゃけた真珠の姿を見せられた宮前は『真珠は自分の前では今まで演技していたのか』と不信感を持ち始めていたが、”王子様”として過去の自分について語られ、『顔は覚えてないけど心の中でずっと”王子様”と会話して苦境を乗り越え、”王子様”と似ていたアラタには心を開いた』と説明され、納得&ヒロイズムを刺激され前以上に『守ってあげなくちゃ』と庇護欲を掻き立てられた。

真珠は3話で昔の宮前の姿を思い出しながら『あんなお人良しが弁護団に紛れていて運が良かった』的な事を呟いていたので、絶対に宮前のことは覚えているはず。そこをあえて覚えてないフリをして、逆に”いじらしい女の子”を演じて宮前のハートを鷲掴みにするという…恐ろしい子や、真珠…。

そして宮前からの緊急の電話。真珠に関する『非常に奇妙な事実』とは一体何なのか…。

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